2009/2/13

「左手のコンチェルト」「しずく」「CHICAライフ」  

最近読んでおもしろかった本
「左手のコンチェルト〜新たな音楽のはじまり」舘野泉(佼成出版社)
ピアニストの舘野泉さんの本。
音楽教室を開いていたご両親のもとで音楽にあふれた生活を送っていた子供時代、北欧に留学してから一時期は一文無しになったりしつつもピアニストとして活躍するまでのおもしろエピソード、舞台の上で倒れたのち左手のピアニストとして演奏活動を再開するようになってからのこと、日本の作曲家との交流・・・などなどが、舘野さんの声が聞こえてくるように語られています。

読んでいて思ったのは、舘野さんが出会った人々との縁というかつながりをとても大切にされていて、それが全部つながって今の舘野さんがあるのだなぁということ。そして、植物が光と水を求めて花を咲かせるように、舘野さんは音楽と北欧に向かっていったのだなぁ・・・と。
ピンチなときにグッドタイミングで助け舟となる出来事があったりして、運命というか必然というか、何か不思議な力に導かれているような、そんな印象を受けました。
ピアノ好きな方、音楽好きな方には絶対オススメな本です。

それから、西加奈子さんの「しずく」(光文社)
西加奈子さんの小説は「さくら」と「きいろいゾウ」を読んだことがあり、リズミカルな文体が心地よく、エッセイの「ミッキーかしまし」もおもしろかったので、注目している作家さんです。
「しずく」は短篇が6つ入ってます。
中でも表題になってる「しずく」(同棲してる男女の飼い猫2匹の視点から書かれた、プププと笑えて切ないお話。)と、「シャワーキャップ」(お母さんに引っ越しを手伝ってもらう話。)がよかったです。

それから、島本理生さんのエッセイ「CHICAライフ」(講談社)
2003年から2006年にかけて、雑誌「ViVi」で連載されていたエッセイをまとめたもの。ViViはCancanなどと同様、絶対わたしは見ないタイプの雑誌なので島本さんのエッセイが連載されていたとは知りませんでした。
期待以上におもしろかったので、島本さんの小説も読んでみたくなりました。(「リトル・バイ・リトル」は前に読んだような気が。。。)








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