2007/3/9

「やさしい訴え」  

小川洋子さんの小説。山本容子さんの描くチェンバロのイラストの表紙(文春文庫)に目が止まり、読んでみました。

暴力夫のもとを逃れ、山奥の別荘にやってきた「わたし」と、別荘の近くでチェンバロを製作している元ピアニストの「新田氏」と、チェンバロ作りの弟子の「薫さん」。
浮世離れした森の中で、静かに繰り広げられる三角関係。。。

「わたし」が「薫さん」に抱く嫉妬心とか、けっこう激しくドロドロな部分もあるんですが、森の中の小屋でチェンバロの音色が響いている美しくて静かなイメージが全体に流れていて、その対比が良いです。

タイトルの「やさしい訴え」は、ラモーという作曲家のチェンバロの曲名だそうで、小説の中で弾いているシーンが出てきます。
聴いてみたい。。。(残念ながら家にはラモーのCDはないので、読書の途中からはバッハのフランス組曲のチェンバロバージョンのをBGMにしました。)

チェンバロを製作する過程の描写もいろいろ出てきて興味深かったです。
初めてチェンバロを間近で見たとき、装飾の美しさに驚きましたが、あれは全部こつこつと手作業で作られるものなんですね。



2007/3/12  11:16

投稿者:ふわふわ

かおるさん、こんにちは。
小川さんの小説、次は「妊娠カレンダー」を読んでみようと思います。
かおるさんが特にオススメの話はありますか?

「やさしい訴え」は「やさしい嘆き」という曲名になってることもあるようです。わたしもまだ聴いたことがないのですが。

2007/3/12  11:11

投稿者:ふわふわ

よしこんちゃん、こんにちは。
な、な、ななひゃくまんえん!!
小説の中でも、お客が娘の誕生日プレゼントにチェンバロを特注する、というシーンがありました。
プレゼントしてもらいたいですね。

2007/3/11  16:48

投稿者:かおる

小川洋子さんの小説大好きです。

やさしい訴えってラモーの作品の曲名でしたか。しりませでした。

http://kaoroon.cocolog-nifty.com/dekoboko/

2007/3/11  6:58

投稿者:よしこん

息子のバイオリンの先生のお嬢さん(ベルギー在住)が先日特別注文でチェンバロを作ったそうですが、そのお値段なんと700万円・・・。芸術品だもんね。

http://blog.so-net.ne.jp/yoshikon-nikki/

2007/3/10  17:36

投稿者:ふわふわ

tokiさん、こんにちは。
そうなんですか!わたしは「博士の愛した数式」を先に読んだので、「ずいぶんカラーが違うなぁ。」と驚いていました。小川さんのほかの小説も読んでみたくなりました。

tokiさんのお好きな曲と聞いて、なんとなくイメージがわきました^^
CDと楽譜、ぜひよろしくお願いします!

2007/3/10  11:39

投稿者:toki

僕も以前読みました。「博士の愛した数式」よりも本来の小川さんらしい小説だと思いました。

ラモーの「やさしい訴え」は好きな曲で、いつの日にか弾いてやるぞと思っています。
ふわふわさんだったら、すぐ弾けますよ。
CDと楽譜を今度持って行きますね。

http://blue.ap.teacup.com/tokizawa/


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