2016/6/5

音楽の「質」と「量」  

作詞家の松本隆さんが
はっぴいえんど時代には音楽の「質」を
作詞家に転向した80年代には「量」を
それぞれの時期に追求したとおっしゃっていた。

僕の中で「質」と「量」その両方を
同プロジェクトでやってしまったのが
ザ•ビートルズなんだと思う。

今の時代のシンガーソングライターのほとんどは
“その日暮らし”の音楽を作っているような気がして、
しかも、手前のファンを逃がさないように
短いサイクルで曲を“量産”しなきゃならない。
小規模なのに「量」を意識せざるを得ない。

だからみんな同じような安パイな音楽になっていく。

でも考え方を変えれば、
音楽史という“参考資料”もたんまりあれば
機材面での使い易さ、
クオリティーの発展も著しい昨今、

「質」を追求するアーティストが
もっともっと目立っても良いんじゃないかと思う。

もちろん、「質」だけでも「量」だけでもだめで
バランスは必要だと思うが。

ビートルズを越したいなんて
音楽を始めた頃のようには思ってないけど、
僕はいまでも、
ビートルズとなんとか肩を並べたい
と思って曲を作ってる。

新しいものを探しながらも
古き音楽を掘り下げていくことも
文化の成り立ちとしては大事なことだと
僕は思う。
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