前夜から、大雪の予報でした。大阪で雪が降ること自体ほとんどなく、特に積雪なんてもう何年も経験していないのですが、どうも今回は来るみたいです。でもなんでピンポイントでうちのライブの日なん??って思いながら仕事に行きました。
朝から既に雪。仕事中にどんどん積もって、運動場は真っ白。でも、お昼近くには雨交じりになり、午後には止んで溶けて行きました。とりあえず、雨でも電車は動くので、朝予想してたほどの最悪の自体は免れそう。ということで、事前に用意していたバレンタインのチョコと楽器を持って石橋に向かいました。
アビリーンのステージ前は、なんだかすっきりしていました。
早くから来てくださっていた、H内さんは、この日がお誕生日とのこと。デイジーヒルからはスヌーピーのチョコをプレゼントさせていただきました。その後、開始までドキドキしてたんですが、客席がそろそろ埋まってきたので、定時にスタートしました。
セットリストです。
1st
1.オリビア
2.I've Endured
3.Geraldine & Ruthie Mae
4.Think of What You've Done
5.Gold Watch & Chain
6.Cannnon Ball Blues
7.The Winding Stream
8.Good Morning Country Rain
9.Leave The Light On
10.On & On
大阪ブルーグラスナイトにも来られていた箕面のF井さんは、最初の3曲は「一緒やん」と思われたでしょうね。そうなんです。ちょっと不安やったんで、アナザーのステージでもやらせていただきました。
セットリストを組んでいて、今回が4回目のアビリーンですが、1回しか歌ってない曲が結構あったので、それを中心に入れてみたらこんな感じになったのです。さらに、今回初めてというのもありました。9番がそれです。(新曲ではありません。)後で、K閑さんから、その曲を作ったプリシラ・アーンを、昨年亡くなったT田さんがお好きだった、と聞いて、何だか胸が熱くなってしまいました。バリうまギター弾きだった彼は、近年また音楽をやろうとしていて、たぶん志半ばで旅立たれたと思うと悔しかっただろうな、という気持ちと、引っかかる音楽が同じだったんだ、っていう嬉しさと、両方がごちゃまぜになって胸の中でうずを巻いてしまったのでした。
不思議な巡り合わせ、とか何かに引っ張られたのかな、っていうような偶然とか、音楽に関することで、度々感じることがあります。今回はT田さんが私にシグナルを送ってくれたのかもしれない、ってちょっと思いました。考えすぎ?彼女の曲はすてきなのがいっぱいあるので、また挑戦してみようと思います。
1回目のステージ終わりに、お店から、H内さんへのお祝いのワインが振舞われ、乾杯して、私たちもご馳走になりました。
2セット目が始まる前に、この方がご来店。なんか重鎮ばっかりの中で緊張するやん、な私。
とか言いながら、楽しげにお喋りしてますね。
A賀さんは、岡町ジャムの常連さんですが、バックウッズのS田さんともお友達です。そういえば、私たちがS田さんとお近づきになった最初のイベントの時、A賀さんともご一緒しました。っていう話をしたらご本人は忘れてはりましたけど・・・。
2セット目開始です。
セットリストその2
2nd
1.Ashokan Farewell
2.Don't Wake Me Till It's Over
3.If I Give My Heart
4.Coat Of Many Colors
5.You'll never Leave Harlan Alive
6.My Baby's Gone
7.Footprints In The Snow
8.The Water Is Wide
9.谷間の灯
10.月の庭
ライブ自体が久しぶりでしたが、何なんでしょう?歌いながら勝手に笑顔になってしまう、ってのは?悲しい歌や悲劇の歌も歌ってるのに。(笑顔の写真はないんですけどね。)
自分でもびっくりしました。楽しくて楽しくて、もっともっとずっと歌っていたくて、こりゃなんじゃ?って思いました。ああ、私、こうやって歌ってるのが幸せなんやなあ、って改めて気づきました。聴いてる人は「もうええで」って思わはったかもしれんけど。
でも優しい客席の皆さんから、アンコールの拍手をいただきました。
My Old Kentucky Homeを歌って、これでおしまい、と思ったらまだ歌ってもいい、ってことだったので、人生の扉を歌いました。
デイジーヒルのライブ予定、今のところこの後は決まっていません。でも、何とかあちこちに食い込んで、ライブを入れていこう、って思いました。だってほんまに幸せやったんですもん。
で、この後はまったりおしゃべりタイム、
お客さまで来てくださってたテルさんのCD、ご本人から買いたかったので、お願いしました。
サインしてくださいね、と言ったので、どこに書こうか悩みながら書いてくださいました。
と、若者がフィドルを取り出して弾き始めます。
見守るおっちゃん達のあたたかい眼
S田さんのおもちゃ?ずっとこれで遊んではりました。
役に立つおもちゃです。歌詞を見ながらコーラスも付けてはります。
みんなで大合唱
カッコイイ!!!
なんて魅力的なテナーヴォイス。手焼きのおかきの差し入れもいただきました。
F井さんがマンドリンを手に。
写真には写ってませんが、、去年まで四国に単身赴任されていた奈良のOさんと、若者Yりくんが、あまりにも狭いご当地話で盛り上がっていたり、K閑さんとA賀さんが小、中の同窓生と判って先輩後輩話に花が咲いたり、客席もとっても和気藹々と和やかな雰囲気でした。私もその中にちょっと入って楽しかったな。ライブの出来云々を全然気にしない、ってのもどうかとは思うんですが、今回のライブはみんな楽しんでくださったというのが確信できるので、良かった、ってことにします。
これは、お客さまのポリアンナさんからいただいたチョコ。とっても美味しいチョコでした。メッセージ付きでさらに心がほっこりあたたかくなりました。