さて、そんなどたばたな日々が続き、とうとう本番の日がやってきました。集客は、私は二人。でもいいやん、一人が二人ずつ呼んだら、12人やし、私らも席に座ったらそれなりにカッコつくやん。なんて皆さんと話してたのですが、いざふたを開けてみると、だてさんのバンド仲間でありたんちゃんの先輩のK学軍団、なおこさん、えみさんの後輩やバンド仲間、ビンクスの相方さん、私の先輩や後輩もたくさん来てくださいました。ヘビーリスナーさんも熱いラブコールに応えて来て下さったし、出演者は座る場所がない位でした。
これはリハ風景。
全員でやる曲のほかに、デュオだったりトリオだったり、ビンクスに伴奏のお手伝いをしてもらう曲があったりするのでした。
なおこさんとえみさんはアカペラでちょっとすてきな歌を歌われました。アイリッシュ?違うかな?
本番です。だてさんがこの企画についてのご挨拶の後トップバッターです。BOTH SIDES NOWは立って
MY LOVE IS LIKE A RED RED ROSE、 NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU'RE DOWN AND OUT はガットギターを指弾きで、座って歌われました。2曲目、とっても素敵な歌でした。だてさんの声にぴったりだったなあ。
この後、ビンクスとたんちゃんと3人でThe Roseを披露。客席でこっそりコーラス付けてた私です。
二番手のビンクスは、キャロル・キングのIt's Too Late、Will You Love me Tomorrowと雰囲気をガラリと変えて、十九の春。
日本語の歌は浮くかな、なんて言ってはりましたけど、なんの、胸に沁みる歌声でした。
客席はお兄さま方で満杯です。22人中女性のお客さまは一人だけでした。
三番目がなおこさんだったのですが、な・なんと!!カメラを預けていた相方、彼女のステージ写真を撮ってないじゃありませんか!ごめんなさい、なおこさん。
曲は、When I've got the moon、,Walking after midnight、,I can't get over you の3曲でした。When I've〜を歌ってはる時の雰囲気が何とも言えずすてきでした。やわらかくて優しくて、もう一度聴きたい歌です。(たぶん近々聴けるかも、私は。)
少し休憩。そんなに皆さん、黙って真剣に聴いて下さらなくてもいいのに、って思う位店内はシーンとしてて、緊張感が高まります。飲み物の追加注文、どんどんしてくださいね〜。
後半の最初はえみさん。なおこさんと一緒のWitch(元おかゆ姫)以外にカントリーのバンドなどで歌っておられるそうで、ライブの数は半端じゃないとか。
Paper Roses、Three Cigarettesとソロの後、ビンクスのピアノが入ってWhat A Wonderful World、難しい曲なのにすごいなあ。
そして私は前述(前の日記)の3曲でした。Angelで2回くらいコード間違えたけど、何とか終わりました・・・。ただ、ふだんのデイジーヒルの衣装と花じゃなく、スパンコールのショールを衣装にしたら、先輩のK寺御大から『ようこちゃん、かなへびみたいやな。』という感想をいただいてしまいました。かなへび、て。そんなにちっちゃくないですけど。
トリは、たんちゃんです。いや〜、トリにふさわしい、圧巻のステージで、客席から『ダンナいらんのんちゃう?』なんていうヤジも飛ぶほどでした。
直前(たぶん一週間以内)に急遽入れ替えた歌がなんとシャンソン。フランス語もそれらしく(全くフランス語知らんけど)声質も彼女にマッチしていて良かったなあ。Gentle On My Mindはいつもの十八番ですが、シャンソンのパリの空の下の後、ピアノのサポートでLove Sick Blues。そういえば、ビンクスはリンダも好き、って言うてはったんで、この曲はいい感じやったなあ。
最後にみんなで練習した曲を。Farther Along と Cotton Fields、無理やりアンコールしてもらって、Down To The River To Prayは思いっきり声を出して気持ち良かったです。
自分の出番が終わった瞬間にビールを頼み、後でみんなで乾杯しよう、って言ってたことを忘れてしまいました。でもまあいいか、皆さん出番の後でぐいっといってはったし。しばらくぐだぐだしていたら、ビンクスと相方テリーさんのSunset Celebrationが始まりました。そうか、ふだんはこうなんですね。
デイジーヒルも呼ばれたので2曲お騒がせして戻りました。あー、やっぱし隣に一人いるだけで、めっちゃ気が楽!
たぶん、たんちゃんもそんな風に思いながら歌ってたんじゃないかな?
ダートマスクラブのN田さん、Goくん、ほんとにお世話になりました、ありがとうございました。営業時間じゃないのに開けてもらったり、ウーロン茶いっぱいで粘ったり、厚かましいおばちゃんたちでゴメンナサイ。でも楽しかったです。またできたらいいな。