壱服庵でご一緒させていただいてるベースのI平さんは、竹内まりやさんの大ファンだとか。私はこれまで、ライブには一度も行ったことないですが、アルバムはかなり聴きこんでます。ちょっとお姉さんの彼女、大学時代は隠れファンでしたが、(この件については、先日、先輩と飲みに行ったとき検証済み。隠れてないといけない状況でした。)その後は大手を振って聴いていました。
彼女に限らず、大きなコンサートや有名な海外アーティストのライブは、チケットを取るのがめんどくさくて行こうと思ったことがありません。ブルーグラス系はその苦労がないのがありがたい(けどほんとにそれでいいんだろうか、とは思います。)大好きなノラ・ジョーンズの時も、チケットがたまたま回ってきたから喜んで行ったのでした。
そんな私ですが、I平さんからファンミーティングの話を聞いたときは、応募してみよう、と思ったのです。CDとシアターライブの映画のチケットを一緒に買うと、ミーティングの応募券が付いてくる、という企画でした。まあ、恐らくすごい倍率だろうし当たるとも思えなかったけど、映画は見たかったしCDもどうせ買うんだから、と。
企画当日は金曜日でしたが、1週間前にまだ何の連絡もなかったんで、外れたな、と思っていたのです。でもなんと月曜日にその封書は届きました。いや〜!!当たったんやん!翌週も休み取ってたし、ソロライブのために早退もしたからちょっと出しにくかったけど、1時間早く帰らせてもらいました。
会場はNHK大阪ホール、初めて入りました。
入り口のお花が置いてる場所だけ撮影可、でした。
最初は若宮テイ子さんとのトーク、ほぼ同世代とのことで、和気あいあいといいテンポで会話が進んでいきます。会場の参加者からの質問にもいくつか答えてくださいました。私も書いて箱に入れたけど、それは選ばれへんかった。まあ、そこまで望んだらあかんか。生まれ変わったら誰と結婚したいか、みたいな話になった時には「やっぱり、たっつぁんかな。」お互いをリスペクトしあっているええご夫婦です。この時は、Rock & Rollと書いた白いTシャツにスリムなジーンズ、ロングブーツで、まあ見事なプロポーションでした。
その後は、昔のレア映像。各テレビ局からの提供映像だったようで、ご本人が覚えてなかった、というものもありました。
私はなぜだか勝手に、トークショーだけなんだと思い込んでいたのですが、ステージ上には楽器がいくつもセットされています。もしやこれはミニライブもありなの?それやったらめっちゃお得やん!そのとおり、ミニライブが始まりました。この時のまりやさんは濃い青のベルベットのパンツスーツに、スパンコールきらきらのインナーで登場。バックバンドが豪華でした。(後で、彼女のライブではいつもこの方々がサポートされる、って知ったんですが)アコセットで、ピアノが難波弘之さん、ギターが佐橋佳幸さん(松たかこさんのダーリンね。)、ベースは伊藤広規さん、サックスが宮里陽太さん。おっと、大事な人忘れてましたね。まりやさんのすぐ後ろにいるあのシルエットは・・・やっぱり、達郎さんでした。なんか、まりやさんがこぼしたお水を後ろからさっと拭く彼の姿に拍手が沸いてました。
大好きな曲たちがどんどん出てきます。五線紙、ええなあ。ウイスキーがお好きでしょ、これってカバーだけど彼女にぴったり。一番うれしかったのは、エバリーブラザーズの中で一番好きな曲、人前で初めてやります、とご夫妻でAll I Have To Do Is Dreamを歌わはったこと。うわい!!私も大好きですよ〜ん。
アンコールに、「いつもの曲です」と今度はまたお二人でバックバンドなし、カラオケでLet It Be Me、それで終了。30分じゃなかったなあ、1時間はなかったかも。でもそれくらいたっぷり聴かせてもらえて幸せでした。私の今年の運は使い果たしたかもしれないけど、まあいいや、もう11月だし。
I平さん、教えてもらった私だけ当たってごめんなさい・・・。新曲、また竹内まりやでもいいですか?