ゲンロン戦記

2020/12/12 | 投稿者: pdo

東浩紀『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)をとても興味深く読んだ。

読みながらところどころ声を出して笑ってしまったが、決して軽蔑や冷笑ではない。

誠実で正直な人は時に滑稽に見えるものだが、それは愛すべき人間である証でもある。

印象深い言葉がたくさんあるので、感想は改めて書きたいが、取り急ぎ言いたいのは、この本がここまで面白いものになったのは、東浩紀の哲学の語り口もさることながら、インタビュアーであり編集構成を行った石戸論(さとる)氏の手腕によるところが大きいと思う。

石戸氏は、先日沢木耕太郎のインタビュー記事を読んだばかりで印象に残っていた。

その記事の中で、沢木から、しっかりした作品を書き続けるようにエールを送られたと書いていたが、この本はその一つだと思った。
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