妄想電波(7)

2019/12/5 | 投稿者: pdo

今日の1曲目:Yer Blues / The Beatles



ジョン・レノンの命日が今年もやってまいります。皆様いかがお過ごしでしょうか。

僕は世代的にジョン・レノンの死をリアルタイムで実感しませんでした。僕がリアルタイムで実感したポップスターの死は、プリンスだったと思います。

ジョンもそうですが、プリンスも旺盛に作品を発表し活動し続けていて、亡くなってしまうなどと想像したこともなかったので、衝撃でした。


今日の2曲目:Sexual Suicide / Prince

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プリンスよりも前に、マイケル・ジャクソンも早すぎる死を迎えました。そういえば、作家(小説家)には自殺する人が多いですが、ミュージシャンにはそれほど多くない気がします。小説よりも音楽の方が生命に近いからでしょうか。

お聴きいただくのは、マイケルが19歳の時に作った曲です。


今日の3曲目:Be Not Always / Michael Jackson



さて、今日のK-POPコーナーでお聴きいただくのは、この年末も韓国の歌番組やら日本の紅白歌合戦やらで大忙しの「TWICE」の最年少メンバー、チェヨンのソロ曲です。彼女は普段はラップ担当ですが、メロディアスな曲を歌わせても実にいいですね。TWICEのメンバーは誰を取っても非の打ちどころがなさすぎて困ります。

今日の4曲目: Alone / Chaeyoung (TWICE)



本日の隠しテーマは、もうお気づきでしょうか。

僕が初めて死を意識したのは、物心ついてまもなく、「死んだらどうなるんだろう?」と思って、夜布団の中で、ぎゅっと目を瞑って、死を疑似体験しようとした記憶があります。

真っ暗な中で、トンネルのようなものがあって、それを潜り抜けると、何もない「無」の世界になる気がして、怖くなって引き返しました。

思春期になると、本気で死というものが怖くなってきました。死んだら本当に何もなくなってしまうのだとしたら、生きている間にどんな悪いことをしてでも他人を踏みつぶしてでも自分の快楽のみを追求するのが正しい生き方だということにならないか。

「神が存在しないのなら、すべては許されるのではないか」なんてドストエフスキーの小説の登場人物のような悩みを抱えるようになりました。それで文学書やら哲学書やら聖書を読みふけりました。そこには解答はありませんでしたが、束の間の安心感を得ることはできましたが、所詮所詮誤魔化しの安心感でしかありませんでした。

お聴きいただくのは、日本の誇るHIPHOPアーチストの一人、シンゴ2の名盤『緑黄色人種』からのナンバーです。この曲にはバージョン違いもあって、そっちとのテイストの違いを聴き比べるのも一興かもしれません。


今日の5曲目:No.13 / Shingo2



胸のイタミ13階から見た景色
目の前に広がる夜景
やけに静けさが遠くに感じる屋上
足が臆病になるのも押さえ
6秒間の黙祷に人生がよぎる
振り返れば一瞬の儚さなればこそ
枯れたこの目に映るぼやけた映像は止まっている
気づけば出口を必死に探していた
この迷路の向こう側は新しい入り口になるから
嗚呼、あの人のあの一言あの出来事出来心がのしかかる
やっかいな社会の重みが手首の刃物
だって人間だもの
煮え湯を飲まされて、喉元すぎれば熱さは体の隅々まで届く
今夜ほど孤独に感じたことはない
何をしても、咳をしても一人
息を引き取り消えてしまう前に
それを知っただけでもありがたい
去りがたい場所があってこその旅立ち
生命力そのものをも上回る、偉大な悲しみの力
静かに私を迎えに来た、後を濁さずに発つこの地から
しかしこれほど潔い清い気持ちは、いまだかつてあっただろうか
初めて、確かに何かをしたいと思い
それを実行するときが来た
階段を上り、足をかけるだけのこと、ただそれだけ
冷たい風の応援を背に、この一時は永遠に続く
もう私の頭上に太陽は昇らない
それが正しいのです、たぶん
だらだらと続いてしまった駄文に恐縮ながら
終止符を打つ。

さようなら、私の記憶
さようなら、私の顔


今日の6曲目:悲しみのない世界 / 坂本慎太郎



この曲もいくつかバージョン違いがありますね。

さて、本日の最後に相応しい曲は何かと考えていたら、これが浮かびました。


今日の7曲目:永遠なるもの / 中村一義



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