2019.6.2

2019/6/2 | 投稿者: pdo

昨日は古本屋で「クイック・ジャパンVol.36(スパンク・ハッピー特集)」と「ホラーウェイヴ第1号(菊地秀行特集)」を買い、今日は図書館で「毒血と薔薇―コルトレーンに捧ぐ」(平岡正明著・菊地成孔の解説あり)と「至高の日本ジャズ史」(相倉久人著・菊地成孔との対談あり)と「大友良英のJAMJAM日記」(所々に菊地成孔についての言及あり。しかし二人の交流を考えればその量は多いとは言えず、日記には中々書きたくない(書けない)事情もあったのかと推察される)を借りる。

小説家菊地秀行は成孔の実兄で、歳の差が14歳も離れている。成孔は秀行が上京した後、彼の部屋に残されていた大量のレコードや書籍を吸収して思春期を育ち、それが彼の後のアーティスト人生を決定づける要因となっている。

菊地成孔と大友良英の関係は興味深い。互いのバンドにメンバーとして加入し、後に脱退しているだけでなく、その後も定期的にセッションを行っている(先日、菊地がNHKラジオ「すっぴん」にゲスト出演したとき、大友が電話で友情出演している)。一見正反対のようにも思える両者のパーソナリティが相容れるのは、月並みすぎる言葉ではあるが、そこに音楽への愛(それも一般的にはマイナーとされる音楽分野への)という共通言語があるからだろう。

平岡正明については、山下洋輔と一緒に何かしていた人という程度の認識しかないのだが、菊地成孔と大谷能生の共著「東京大学のアルバート・アイラー」を批判した寺島靖国というジャズ評論家にビーフを仕掛け、それに当事者である菊地が加勢するという形式を取っている上記の本(のうち寺島に対するビーフ部分)を読んで、その文体の迫力に興味を覚えたので、大谷能生が出した平岡正明論も読んでみたいと思った。
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