Forever Young

2017/5/18 | 投稿者: pdo

阿川佐和子サンが63歳で、69歳の男性(定年退職した元大学教授)と入籍したというニュースを聞いて、彼女の「独占手記」が掲載されている週刊文春を買った。

さすが名エッセイスト(そして作家阿川弘之の娘)だけあって、読ませる、面白い手記だった。

阿川佐和子は本人も書いているように「還暦すぎても独身で明るく生きているイケてる女性」というイメージがあったので、ここにきて入籍というのはそれまで“売り”にしていたイメージを裏切る行為との自覚もあったようだ。

とはいえ結婚という形を選んだ理由も正直に綴られていて、ずいぶん年上だけど微笑ましいなあとさえ感じる。

相手は元々家庭を持っていた男性であり、「略奪婚」などとスキャンダル的に書きたてる記事もある(そしてネット上には非難の声が溢れている)ようだが、こうした事柄に当事者以外の人間が口を出すのは野暮なこと、という認識がワールドスタンダードであることは、フランスの新大統領の結婚相手についてフランス国内外で何の問題にもなっていないことからも明らか。

熟年離婚がブームと言ってよいくらいに増えている一方で、こういう熟年婚も増えているというのは個人的には好ましい傾向だと感じる。

ガルシア=マルケスの『コレラの時代の愛』を読んだ後なので余計にそう感じるのかもしれない。
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