夜中、ショップで待ち合わせしていたSaちゃんと二人で
鳥取へ向かった。
空には雲も無く、満月の明るい夜。
道中の山沿いの道路脇には、いたる所で鹿との遭遇。
鹿達も明るい夜、近づく冬を前にしっかり腹を満たいて
いたのでしょうか。
同乗しているSaちゃんと僕とは、親子ほどの年齢差。
そんな歳の差で会話弾むのでしょうか?
大丈夫!大好きなサーフィンの話では、会話の途切れる事
ありませんでした。
僕の今までに経験したサーフィンの話から、ポイントの事、
テクニックの話までと、様々。
サーフィン初めて丁度一年になるSaちゃん、最近めきめき
上達中でサーフィンが面白くてたまらない時期。
テクニック的な事など、色々な事を僕に尋ねてきた。
僕の話も興味津々、真剣に聞いていた。
そんな状態だったので、鳥取までの2時間半はアッと言う
間でした。
僕はしゃべり過ぎて 喉カラカラになってたわ!
夜明けまでには、まだまだ早い時間に鳥取東部へ到着。
沖からブレイクするスープが月夜に照らされハッキリ
見えていた。
波は十分ある、車を西へと走らせた。
夜明けまでの時間、次々にポイントを巡った。
Saちゃんには、初めてのポイントばかり。
ここでも、ポイントについての話で盛り上がった。
前日に関東近海の太平洋にまで北上して行った、台風
20号の影響で日本海も北風が吹き、大きく波は
アップしていた。
期待膨らむ波、天気も良さそう、楽しい一日になりそうで
胸膨らんでいた。
夜明け一番、鳥取へ向かうと聞いていたメンバーと
連絡を取りみんなと合流した。
高気圧に覆われた日本海、海面も押さえられて潮が
少なく、岩が一段とゴツゴツ顔を出していた。
足の裏を切るのが嫌で、しっかりリーフブーツを着用した
メンバーもチラホラ、これは無難な選択です。
1ラウンド目は、レギュラーオンリーのロックのポイント。
朝はまだ波が、まとまっていなかったのか?
波数多く、波にパワーが欠けていた。
陽も昇り、青空の下、気持ち良く朝一のサーフィンでした。
腹も減りパラパラと上がってきた、みんなは駐車場で
朝食タイム。
気温も上がり、その頃にはTシャツで十分、暖かかった。
2ラウンドに向けてポイント大移動。
朝はパワーに欠けた波だったので、次はちょっとパワー
ある波をセレクトしみんなで入水。
リーフブーツを履いていたKaドンは、入水時に二つも
ウニをブーツの裏でゲットしてたらしい。
足の裏で起用に、ウニ採り名人やな! (笑)
ブーツ履いてて良かったね!
ピークもはっきりした波で、もっこりと適度に掘れてくるし
パワーもあって面白かった。
たまのセットの波が入ると、インサイドでは辛かった。
僕もインサイドのクローズセクションで、何回か海底まで
引きづりこまれたわ。
でも、そんな中 みんなガンガン乗っていたなぁー。
ビギナーのSaちゃんも、少し小さめの波見つけては、
上手くライドしていた。
ライド中、僕と目線が会った途端 ひっくり返ってたけどね。
Sちゃんが言うには、カットバックしようとしてたんだって!
そうやって練習していると、技が決まりだすのも
近いでしょう。
そのうち、おもいっきりスプレーかけられそうや!
2ラウンド終了したら昼時間は、すっかり過ぎていて
みんな腹ペコで定食屋さんへ直行でした。
MaーちゃんとJrの二人は、足の裏に黒いテボテボ、何って?
この二人も しっかりウニを踏んづけてた模様。
けど、ウニ踏んだ瞬間は、痛くなかったのかな?
2ラウンドの疲れに満腹になると、睡魔が襲ってきた。
ポイントを前に少し眠るか!そのまま入るか!
KZO君、Saちゃんと僕は3ラウンド目に向けて海へGO!
あとの みんなは、おしゃべり or 昼寝タイム。
3ラウンド目のポイント、先に入っているサーファーを
見るとカレントの入ってる事が分かった。
入ってみると見た目以上に強烈なカレントでした。
ライドしてもピークに戻るにも辛いし、休憩で波待ちしてたら
アッと言う間に流されてる。
ここはロックの上にサンドバーが出来ていて浅い。
ポッコリと掘れる波もあるけど、カレントもありウネリも
よれ気味、癖の強い波に手を焼きました。
自分自身、納得のいくライディングも出来ず、不満も
あったが疲れてラウンド終了。
着替え終わった頃には、辺りは真っ暗になっていた。
晴天の一日、久々のメンバーだったりも居て、みんなと
一緒にサーフィン楽しかった。


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