「コンシェルジュにいた時間をすべて勉強に充てていたら・・・とか思っているだろう?」
アンリチャン!!!
アンリチャン「ハ-ル-ヒ-チャ-ン!!!いいからそこに直りなさい」
ハルヒチャン「どういったごようけんでしょうかおはやめにおねがいします」
アンリチャン「それではハルヒチャンに問題です」
ハルヒチャン「は?」
アンリチャン「
動物園でパンを投げて遊んでいる親子がいました。そこに、空中を空高く移動するパンを見て、『
あ、パンだ!!!』と、いち早く反応して叫んだ動物がいました。さて、その動物とはな〜んだ?」
ハルヒチャン「(やっぱり所詮はアンリチャンね・・・)うーん、あ、わかった。正解は
バンダでしょ!」
アンリチャン「
ブブ〜ッ☆」
ハルヒチャン「
!?!?!?」
アンリチャン「正解は
人間でした〜!人間じゃないと言葉がしゃべれるわけないじゃない!」
ハルヒチャン「アンリチャン!!!それ酒豪って言うより
酒乱じゃ・・・」
今日、たまたまこんな問題に出会いました。
『log
23 の値を小数点第1位まで求めよ。ただし知ってる近似値を用いるのはだめ』
論理的な説明なしに答えだけならすぐに出ます。2√2≒2.82なので、3は2の1.5乗にかなり近い数だということが予想でき、実際に正解は1.5です。
まあ答えなんてどうでもよくて、私はこの問題を見て即座に、あるものを連想しました。
それは計算尺というもの
私は初めて計算尺というものに触れたとき、
この上ない感動を覚えました。
なんとこの道具、そろばんと同じくなんの電子機器も使わず、
手動で掛け算・割り算をはじめ、2乗や平方根、三角関数、指数対数などの計算までもすることができるのです!
しかもこんな便利な道具が、
江戸幕府ができてまもなくのころに発明されている。驚愕です。
しかしこの代物、いったいどのように複雑な計算をこなしているのか?
そこに先ほどの問題との関連があります。
『対数』という概念です。
四則計算の加減乗除、この乗法、除法を、
加法、減法により行う方法が、大きく分けて二つあります。(いや、もっとあるのかも知れませんが)
一つは
二進法。
これは現在のコンピューターの演算機能に取り入れられている方法です。
数字を全てオン・オフの二通りの組み合わせで表す方法で、これは加減乗除というよりも、
オンになっている箇所をひたすら数えるという感じの方法で、人間がするにはあまり向いているとは思いません。狂いのないコンピューターならではの方法といえます。
そしてもう一つが対数という考え方。これは対数の中の積は、そのまま対数どうしの加法計算にすることができるのです。
私は
対数を発明した人物は歴代上位百人に入る頭脳の持ち主だと思いますが、どうやらはっきりとはわかっていないようなのです。
なんにしてもこの道具、計算機の発達とともにどんどんと姿を消していっています。私は過去の偉人の大発明を、塵の中に埋もれる前に今こそ、確かな形で表敬したほうがよいと切に思うのです。
って今日たまたまこの問題が出て思いだしただけなんだけれど