11月23日(月)の2
越後旅3日目は、まずは清津峡へ。
十日町観光協会ホームページより
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黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる「清津峡」は、昭和24年9月に上信越高原国立公園に指定され、学術的資料の宝庫でもあります。
川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るV字形の大峡谷をつくり、国の名勝・天然記念物にも指定されています。雄大な柱状節理の岩肌と清津川の急流のダイナミックな景観は訪れる人々に深い感動を与えます。
四季折々の景観で楽しませてくれるところも清津峡の魅力のひとつ
ゴールデンウィーク頃まで雪が残る 清津峡。
新緑が一斉に芽吹く春は、私たちに活力を与えてくれます。深い緑へ表情を変える夏は、景色を眺めるだけでなく河原に降りて水遊びを楽しむのもおすすめです。 紅葉した木々と清津峡の岩礁の姿は、いつまでも眺めていたくなる美しさ。秋はもっとも賑わうシーズンです。
冬は色鮮やかな他の季節とは違い、水墨画のようなモノトーンの世界に一変。 どこか神秘的な印象も感じられます。
清津峡渓谷トンネル
全長750mの歩道トンネル「清津峡渓谷トンネル」は3ヶ所の見晴所とパノラマステーションがあり、雄大で壮厳な峡谷美を安全に鑑賞することができます。
2018年のリニューアルオープンでは入り口にエントランス施設を新設し、トンネル内部にも現代アート作品を展開。特に終点のパノラマステーションでは、水鏡に映り込んだ大峡谷が広がる幻想空間をお楽しみいただけます。
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この後は塩沢の雁木を観に行きました。
時代劇の舞台みたい、とテンション上がりました。
老朽化したため、町を上げて今のように作り直したのだそうです。
K女史が大好きな鈴木牧之の記念館にも行きました。
私は民俗学で鈴木牧之の「秋山記行」を勉強したので、興味津々でした。
鈴木牧之(ぼくし)記念館ホームページより
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すずき ぼくし(1770-1842)
越後の雪深い暮らしを伝えるため、
紆余曲折の四十年という歳月を費やし、
雪の本である『北越雪譜』(版元[丁子屋文溪堂] 天保8年/1837年刊)を世に出すことに生涯をかけた鈴木牧之の記念館です。
北越雪譜は、地方の伝説を興味本位に書いたものでなく、
雪崩や吹雪の話のように生々しい雪の恐ろしさや、
雪のない地方の人には実感しにくい
雪国の本当の姿を伝えています。
江戸時代に話題になりベストセラーの本です!!
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栄村・秋山郷ホームページより
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鈴木牧之と秋山郷
鈴木牧之のプロフィールと秋山記行
鈴木牧之は、今から約250年程前の明和7年(1770)、越後の国、魚沼郡塩沢村(現・南魚沼市)に生まれました。
家業は質屋でしたが、縮(ちぢみ)織物や米の仲買も商っていました。
子どもの頃から俳詣・書道・絵画・漢詩などをたしなみ、その才能には非凡なものがあり、たいへん几帳面で堅実な性格でした。
73年の生涯の中で牧之は江戸をはじめ、しばしば各地に旅をしています。その先々で多くの友人を得ており、作家の滝沢馬琴、十返舎一九らと親交があり牧之の生涯に大きな影響を与えました。これらの作家たちの勧めにより、牧之を全国的に有名にした「北越雪譜」や「秋山記行」を著すことができました。
牧之は文政11年(1828) 59歳の時、初めて秋山を訪ねました。
「秋山記行」はこの地の珍しい風俗や習慣などを絵と文章で克明に綴った大変貴重な記録です。書き上がったのは3年後の天保2年(1831)でした。その後、出版依頼した十返舎一九が亡くなり、出版は宙に浮いてしまい、牧之も天保13年(1842)5月、死去(墓は郷里の塩沢町長恩寺に現存)、完成版といわれる「秋山記行」は出版されることがありませんでした。
現在、「秋山記行」と呼ばれるものは、自筆草稿本として現存する資料を指します。復刻本、現代語訳本もそれを元としています。
そして1冊で全てを網羅した「秋山記行」が出版されたのは、昭和37年のことでした。
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次に、外山康雄さんの花の絵を展示した「野の花館」に行きました。
新潟県ホームページより
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湯沢と六日町を結ぶ路線バス通り沿いに「野の花館」はあります
「野の花館」は、山野の可憐な花を描いた、外山康雄さんのギャラリーです。関越自動車道の塩沢・石打ICをおりて左折してすぐの集落内にあります。
道路沿いにある、右の看板を目印に訪ねてください。
小さいのですので、お見逃しないように。
「野の花館」のオープンは、2002年の春。
どこか、旅籠か酒屋を思い浮かべるような外観の建物は、南魚沼市内の古民家を移築したものです。南魚沼の山野草がよりひきたつ落ち着いた空間となっています。
天井が非常に高く、いろりが家の中心にあるかやぶき屋根の古民家を思い浮かべることのできる館内となっています。
館内入って、右手からぐるりと、山野の花を描いた水彩画が、そのモデルとなった花と並んで展示されています。
奥には、テーブルがあり、絵を鑑賞した後には、暖かいコーヒーや昆布茶を嗜むことができるようになっています。そして、左手には、ポストカードや複製画などが並べられたショップとなっています。
ここは美術館としては珍しく、写真撮影を自由にすることができます。作品を鑑賞した後、スタッフの方が入れてくださるコーヒーで一息をつき、お気に入りの作品を写真に撮ったり、ポストカードを買ったりすることにより、家に帰ってからも楽しむことができます。
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この後は越後湯沢駅へ。
駅ビル内の小島屋でへぎそばを食べ、その後はおみやげタイム。
そして、3日間私たちを楽しませてくれたI女史の見送りを受けながら、新幹線に乗りました。
私は新幹線に乗るなんて、何年ぶりでしょう?
越後湯沢から東京はあっという間です。
東京駅では、今回参加出来なかったJ女史と待ち合わせて、沖縄料理を食べました。
食後はお茶をして、20:00頃解散。
合言葉は「家に帰るまでが遠足」
楽しかった!
皆様、お疲れさまでした。


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