2 度目の東海道番外編箱根の17
10月9日(水)の22
10:25 畑宿手前の階段下(写真1)
山野草ではなく、庭の草花が見え始め、階段が見えて来ると、もうすぐ畑宿です。
階段下に咲いている白い花は秋明菊。またの名を貴船菊。私の大好きな花です。亡くなった祖母が貴船菊が大好きで、庭でも育てていて、茶道の先生をしていた祖母は、茶花(お茶の席の床の間に飾る花)にもよく活けていました。
秋明菊は名前は菊ですが、キンポウゲ科の花です。白の他に薄紫やピンクっぽいものもあります。
10年前に長女と箱根や静岡辺りを歩いた時は、長女は私がこの花を好きなことを知っていて、
「ここにも咲いているよ」と、よく教えてくれました。
この階段を上ると、いよいよ畑宿です。
畑宿は、旧街道東坂(湯本〜箱根町)のほぼ真ん中に位置し、参勤交代の大名たちがひと休みした「本陣茗荷屋跡」などが残っています。
箱根峠から三島へ下る道を西坂というのに対し、今、私が歩いている道が東坂です。
10:30 畑宿の案内板(写真2)
案内板に書いてあるように、間の村として栄え、お土産物としての寄せ木細工や、鮎の塩焼きが旅人の足を止めたとか。
今日も車で来た人たちが、寄せ木細工の店を訪れていました。
畑宿では他に写真を撮らなかったので、4月1日に撮った茗荷屋跡の写真も貼っておきます。
宿の終点に当たるところにトイレがあり、今回もお借りしました。また、持ってきた水がそろそろ空になりそうなので、自動販売機で水を買いました。
自動販売機の周囲にペットボトル用のゴミ箱がなかったので、さっき見かけたゴミの分別収集場(観光客用と思われます)まで戻って、空いたペットボトルを捨てました。
本日の23に続く


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