今朝の新聞各紙に「八潮市 手当て1022万過払い」との記事が掲載されました。
簡単に説明すると、1990年施行された市職員の休日勤務手当てに関する規則の解釈を誤ったのが原因。消防職員など交代勤務の場合、規則により年15日の祝日については実際に勤務しない休みの職員にも休日勤務手当てを支給します。ところが本市では年末年始(12月29日から1月3日)もすべて休日扱いし、(元旦を除く)非番だった職員にも手当てを支給していました。(市消防職員79名)
ん?ややこしい仕組み…??
私も昨日説明がありましたが、最初は理解出来ませんでしたが、何度も読み返して理解出来ました。
返済額は1022万円です。でもこれは過去5年間のみ(地方自治法で返還請求出来るのは5年分のみ)それもおかしい仕組みです!
担当課の説明によれば、1990年まで遡れば約3倍の金額?(約3000万?)
私も議員となって職員の給与表や規則を見ましたが、あまりにも複雑で紛らわしい文言が…。改善する必要がありますね!
で、今回の件で、問題提議!
あまりにも市からの発表が遅い!つまり危機管理が薄い?
事の経緯は、今年2月10日に新聞の取材があり、調査した結果、どうやら「クロ」と判明、その後議会の会派の代表へ説明しました。
それから、公表まで約8ヶ月…(−−)
5年間遡って調査するのですから、ある程度の時間も必要だと理解しますが、それにしても時間が掛かりすぎだと思います。(年末・年始の勤務実態を調べれば判明する)
別に市側も隠していた訳ではないと思いますが、このような不祥事はもっと迅速に処理をしなければ、かえって変な憶測を呼んでしまうと思います。
最近、ある職員との会話で「市役所が最近、空気が悪い、ぬるま湯体質になっている」と危惧していました。
私も何となく、空気は変だなあ〜と感じています。
市のトップである多田市長、それに担当した職員、それ以外の職員も、今回の件を契機に反省し、もう一度、市役所の危機管理について再確認をしていただきたいです!(愚痴)
そして、私たち議員も、職員の説明だけで安心せずに、自ら経過説明を求める必要があったと私は反省しています。

0