2009/12/24

この数日読んだ本  

立て続けに児童書を読みました。

1つはアニメにもなってる上橋菜穂子氏の「獣の奏者」
続編二冊についてはレビューを見ると賛否両論があるようですが、
私個人的な感想を言うと
イアルに惚れた!
なんじゃそりゃという突っ込み入りそうですが、
冬の木立のように静かで無口…だけどエリンに対する深い愛を感じさせる行動。
本当に児童書か!?というような描写もありましたが(^^;
エリンの探求心の強さが引き起こした惨劇の話とは言えなくないと思うけど
(突き進まず避ける道もあったので)
無知の罪、知らないことの恐ろしさなどというようなことを書きたかったのかななどと思いました。

さて、もう一冊は今村葦子著「ひとりたりない」
ある夏の日にサッカーボールが変な跳ね方をしたばかりに
2つ上の姉が死に、ボールをはずませていた弟がしゃべらなくなり指をすうだけになってしまった…
家族のひとりが足りなくなってしまって壊れてしまった家族。
残された妹がおばあちゃんに出したSOS。
その妹の視点で話は進みます。
酒浸りで残された子供の心のケアが出来ない両親。
母方の祖父母は誰も攻めず淡々と皆の食事を作り、子供たちの世話をします。

やはり子の母としては母親の心境を考えてしまうわけで
残された子供に目が行っていない状態はダメだけど
12年育ててきた娘が急にいなくなった辛さは
きっと自分も死んでしまいたくなるほどの辛さに違いなく
私が同じように立場に万が一にでもなったら残された子供に対しフォローができるだろうか
などと考えてしまいました。
本には母親の心境は詳しく出てこないんだけど。

時間が癒してくれる。
でも、足りなくなってしまったひとりをうめることは誰もできない。
いろいろ考えさせられました。
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