久しぶりに来ていただいた 高校生のお客さん・・
カットの前に髪を濡らして 希望を尋ねながら 全体をチェック。
仕上がりを想像しながら 見せて頂くのだが この段階で思わぬ
”円形脱毛”を発見することも けっこうある事で 見落とさない
ように しないと 思いがけない失敗につながってしまう。かなり
伸びているのを確認して 耳前部分を髪を上げて見て 驚いてしまった。
『無い〜』その部分が極端に無くなっている。まるで カミソリで
剃ってしまったかのように! 「ここは どうしてこうなったの?」
尋ねてみると・・『おじさん ヒゲと毛の境は・・何処?・・・解ら
なくなって こうなった。」 『が〜〜ん!』確かに 今部分を
極端に短くすることが多いけど 剃っちゃうのは・・・ その上の髪
で 何とか判りにくくして 収まった。
別の若い方 他府県の学校に進学していて夏休みで来店してくださった。
「入学式の前に ここで切ってもらったけど そのままなんだ。次は
正月前に来るから・・そこまで 収まってるように切ってください」
・・・・・ クセの強い髪だから 案外いけるかもしれないけど・・
ここに来てくれるってのは 嬉しいこと・・でも 嬉しいような・・
複雑な思い。

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