ノーチラスな人々  メンタル

双極性障がいの正しい理解について書かれた本である。

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以前の記事により、私のブログをずっと読んでいらっしゃる方はわかると思うが、私は、双極性障害(双極2型障害)と診断されている。以前の記事、告白 http://u111u.info/mc72 

はじめて読んだ方は、びっくりするか、失望するかもしれない。でも、もう私はカミングアウトしたので気にしていない。とんでもない治療家だと思われるなら私から離れれば良い。

私は、精神障害を抱えた方の治療も積極的に行っている。精神薬離脱のお手伝いもしている。治療の一環としてカウンセリングもしている。鍼灸と精神障害は相性が良い。

現代においても精神障害を抱えた人への理解は全く進んでいない。確かに、精神科の診断は科学的根拠を全く以って欠いている。従って、私の双極性障害という診断名も怪しい。

私は、診断名にはこだわらないようにしている。

そして、治療法も脳内の神経伝達物質の異常(不均衡)だとして、あるいは、遺伝子の異常だとして、薬物療法一辺倒である。これにより、精神薬を長期摂取することにより、その病気(存在するかどうかも疑わしい病気)は徐々に悪化して行き、将来的には治るどころか廃人化していく。

精神薬物依存者が出来上がるのだ。精神薬に手を出してはいけない。

これには異論は無い。精神的な問題は、病気ではなく、私は環境にあると考えている。どういう環境で育ったか?それが問題の根幹にある。(もちろん他の問題もある。重金属の問題やワクチン接種の問題や、食品添加物、農薬などの問題もあるが手を広げるとかえってわかりにくくなるのでここでは置いておく。知りたければ、私の過去記事を良く読んで下さい)

いわゆる毒親の問題である。ここに触れる精神科医も、カウンセラーもほとんどいない。

精神的な問題は、病気ではなく、ストレスに対する防衛反応である。自分の身を守る為に、対人恐怖症になったり、ひきこもりになったり、鬱になったり、双極性障害になったり、統合失調症になったりしているのである。

それは病気ではなく、生理学的な反応である。

ここにアプローチしないと、なかなか良くならない。

昨今、某医師のおかげで、精神薬の害は知れ渡った。しかし、某医師は、毒親の問題には触れていいるものの、精神的な問題を抱えた人々や、精神薬を飲んでいる人々を、”甘え”だと称して罵倒したり、バカにして精神的に追い込んで言っていることに気づいていない。

さらに、毒親にも苦しんでいることがあるのだという部分に考えが及ばず、毒親と罵倒するだけで終わってしまっている。

弱い者は、死んでほしいとはっきりと言っている。彼の病院に行くと、罵倒されて相談にもならない。そんな電話が私のところにかかってくる。(それは私が彼を批判してきたからだ。今は批判は辞めた)

彼の功績により、精神薬の害についての認識は広まった。これは良いことであるが、それにより、うつや双極性障害は、病気ではなく”甘え”だという論調に賛成する信者の方や一般の方が増えたのも見逃せない。これは功罪の、罪の部分である。

彼の罪は重い。彼の信者は非常にしつこく、彼の理論を良かれと思って、押しつけてくる。

これは宗教団体にハマった人と同じである。相手のことを考えるということをしない。自分が正しいと主張し、その考えを押しつける。

精神的弱者は、また、立場の悪い状況に置かれている。彼は医者なのにそういう人々を助けようという気はさらさらない。自分の気に入る人だけ助け、気に入らない人(言うことを効かない人)は罵倒する。

かくして、彼らは偏見の目でいつまでもみられる。

苦しみがそこに存在していることまで否定されるのだ。

あまりにも酷かったのと彼を信じる人が多いので、私は過去記事にこう書いた。

”精神薬を飲んでいるからと言って、人格的に否定されるべきものではない”


毒親の問題である。これは由々しき問題だと私も認識しているが、親を責めても問題は解決しない。なぜなら親も問題を抱えているケースが多いからである。

治療をするときには、子供だけではなく親も治療しないといけないケースは多々ある。相互理解ができれば親のトラウマは解消する場合もある。

それに、毒親だったからこそ、苦しみを与えられ、そこから精神的成長を遂げていくケースも多々見られる。それが試練となり、苦悩し、悩み、行き詰まり、そしてそこから這い上がり、最終的には親を許すといった経過をたどる。そうすると懐の深い人が出来上がる。

悪いことばかりでは無いのだ。

但し、これには段階があり、一度は親に反抗し、親と対決し、親と話し合うということが必要だと思う。要するに、一度は、自分がこうなったのは親のせいだと思う必要がある。そこから、考え苦悩して、親にも目に見えない精神的問題があったのだろうと言う思い(受容)に至り、本人は癒されて自己受容の段階に至る。

どうしても親と対決、話し合いが出来ないケースもある。その場合は、親と一時断絶することも、精神的健康を保つ為には必要である。

毒親と言って親のせいにしている以上は、一歩も成長できない。親も苦しんでいることを理解し、そこを越えていくことがあなたに与えられた試練である。そこに誰も触れないし、アプローチしていない。成長できるはずが無い。


さて、カミングアウトしたあとの私がどうしているか気になっている読者もいらっしゃるかとも思う。

経過を報告したい。あれから私は、精神薬離脱に踏み切った。途中離脱症状が激しく、不随意運動が出たため、病院でそれを止めるための注射を打ったところ、へろへろになり、不随意運動は止まるどころか、悪化し、さらに、脱法ハーブを打った時のような状態(やったことは無いが多分)になってしまった。

そのまま、病院から車で帰宅したが、我ながら事故を起こさず、人を殺さなくて良かったと思ってゾッとしている。

この事件?をきっかけに本当に薬物が恐くなり、絶対に離脱するぞとの思いを新たにした。今では、精神安定剤を頓服で飲む程度になっている。まだ完全離脱には至っていない。

それでも自分では凄いと思っている。何しろ、17年前は、1日に30錠近く飲んでいたのである。薬物依存者だったのだ。

離脱はそう簡単にはいかない。それは、自分の経験でも自分の治療院での患者への治療経験でも知っている。

10年以上精神薬を飲んでいる人はざらにいる。全く良くならない。それどころか、だんだん、診断名が変わっていく。これは病気を作っているとしか思えない。最初はうつ病、次に、双極性障害、そして境界性パーソナリティ障害、そして統合失調症へ変遷していく。

病院が変わると診断名が変わる。医者により見立てがいかにいい加減かということを示している。

医療とはとてもではないが言えない。まあ、精神科に限ったことではなく、ほとんどすべての病院が医療とはかけ離れて、病気作りがせっせと行われているのが現状である。

で、私が今どのような治療を受けているかというと、ひとつは私の信頼するヒーラー アムリタ http://salon-amrta.com/ の実咲さんのところでのヒーリング。とカウンセラーによるカウンセリングである。

某医師はカウンセリングも、依存であると否定している。

自らは、いつ死んでもいいと言ってアルコールはがぶ飲みである。多分、アルコール依存症。他人は罵倒する癖に、自分は良いのだ。素晴らしく良い性格。いい加減なものだ。

まあ、彼の自由だけれどね。

カウンセラーによる私の精神分析も公開しよう。

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合っているのかどうか良く分からないけどね。


さて、前置きが長くなってしまった。この本「ノーチラスな人々」は、19名の方々がそれぞれの立場で、双極性障害について記載した本である。精神科医、支援者、当事者から構成されている。

この本は、購入する必要は無いと思うが(図書館で借りて読むといい)、1か所だけ読むべきところがある。

それは、p178 闇の中の光をかぞえる 咲セリさんが赤裸々に自分自身のことを書いた個所である。p178からp243までである。

私は不覚にも、ボロボロと涙を流した。かなりヘビーな内容だったが、私にはよく理解できた。今でも彼女は苦しんでいるようだが、彼女は、苦しんでいる人に一筋の光を与える存在となったようである。

ここは読むべき価値がある。

どういう人か調べてみたら、こういう人だった。

ちいいさ力 みんな、生きるために、生まれている http://love.ap.teacup.com/seri_ai/

さらにNHKにも出演している。

ハートネットTVである。

http://www.nhk.or.jp/heart-blog/people/seri/

そして、本も書いている。



苦悩は、人を成長させる。

いつか読んでみたい。


それと、私の記事でも紹介した、当事者でもあり、カウンセラーでもある聞風坊氏 http://happy.ap.teacup.com/yosimaki/1225.html の講演がある。私も参加予定である。

皆さんにお知らせしたい。以下のとおりである。



【告知】「当事者会の社会的役割とは!」勉強会

さまざまな困難を抱える当事者が、互いの悩みなど語って分かち合うとともに、当事者自身が生活しやすい環境づくりを一緒に考えていく場をつくることを目的として、この度勉強会を企画いたしました。


元ひきこもり当事者であり、当事者活動実践者である聞風坊(もんぷうぼう)さんをお招きし、当事者会の社会的役割についてご講演をしていただきます。


その講演を受けて、当事者会活動を実践したり、支援したりしている方にも入っていただいて、参加者と一緒にクロストークを行います。


興味のある方はぜひ、ご参加していただけると幸いです。よろしくお願いいたします。



日時 8月8日(土)15時から17時


場所 南九州大学都城キャンパス 1105教室
(8階建ての建物横にある3階建ての建物の1階です)


費用 500円(資料代として)


内容

第1部 講演「自助グループの効果と活動の課題について」 

講師:聞風坊さん(当事者・支援者)

プロフィール:
30歳で生きづらさの限界が来てひきこもる。
3年ほど自宅で自分と向き合い、その後ボランティア・当事者グループ活動
などを通して徐々に社会に再参画。
現在は、心理職の一方、当事者目線での意見表明を主軸に当事者活動を
実践中。『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしんだ。』等の
多数の著書を発表。


第2部 クロストーク  テーマ「当事者会の社会的役割について語る」  

 パネリスト 聞風坊さん(当事者・支援者)

        石川幸司さん(宮崎県精神保健福祉センター/県ひきこもり地域支援センター)

        林典生さん(成人発達しょうがい当事者会a tempo代表)


主催:成人発達しょうがい当事者会a tempo

お問い合わせ先
TEL: 090−1159−8741(代表 林典生) FAX: 0986−21−2113(職場代表)
E-Mail: nhayashi@nankyudai.ac.jp 



拍手コメントのliebeさん

恐ろしかったですね。完全にドラッグでトリップ状態でした。今考えてもゾッとします。
前回は絵を描かされました。絵で何かわかるとのこと。カウンセリングで完全断薬を目指します。


コメント

きゃさりん

2015/7/3 14:19

双極性障害の当事者研究してみたらどうでしょうか?
不謹慎かもしれないが、笑いありのパロディぽく。真面目にやると身体に悪いから…「双極さん」の出現と影響にはきっとパターンがあると思います。
やり方はべてるの家の書籍を参考に!くだらないけど、これ万人に有効だと思います。
統合失調症の方がやった、あらゆるものを破壊する「爆発の研究」は両親にお寿司を買ってもらえなかったのが引き金だったという、大笑いしてしまったが…
このくらいのユーモアって必要!


返事

きゃさりんさん

べてるの家の「当事者研究」のことですね。読んでみたいいと思います。それにしても、読む本が増えたな(笑)。

ユーモアは人を癒しますね。コメントありがとうございます。


コメント

liebe
2015/7/3 18:06
金曜日は本を仕入れる日。
「ノーチラスな人々」 読みました。苦しみや経験が重なりますね。涙と鼻水でグチャグチャです、今。
優しいパートナーに出会えていても、相手までも傷つけてしまうなんて…

先生、断薬や仕事、無理しないで下さいね。
やり過ぎが分からない性質でしょうから。(私と同じなら)

咲さんの本を読む時は、場所を選ぼうと思います。

返事

liebeさん

読みましたか。恥ずかしながら、私も涙ボロボロでした。

咲さんの本はちょっとハードかもしれませんね。私も時と場所を考えて読みたいと思います。

人間仮免中 / 卯月妙子 のマンガも壮絶(衝撃的)なマンガでした。



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