ポジティブシンキング〜前向きな思考について  メンタル

ポジティブシンキング〜前向きな思考について、

 前向きな考え方というのは、大変重要な思考であることには間違いない。物事をどう捉えるかという捉え方次第で、悲観的にも楽観的にも解釈はできる。従って、目の前で起こった出来事が同じでも、それに対する反応は180度変わる。しかし、ネガティブに考えているときは、ポジティブ思考はできないという問題がある。

 自己啓発本や成功するための本には前向きな考え方をしましょうと書いてある。それ自体には異論はない。但し、前向き=良いこと、後ろ向き(ネガティブ)は良くないことという考えには賛成しかねる。

 常に楽観的で前向きな考えの人は、確かに、いろんなことで、成功する可能性は高い。それはそれで素晴らしい。どんな困難なことがあっても満たされた人生を歩める。でもそれはそうなるべくしてそうなっている。

 このような人の思考法を勉強して生き方を学ぶことは意味のあることだとは思う。

 よく、悲観的でネガティブな人に、もっと前向きに物事を考えようとかアドバイスする人がいるが、そのようなアドバイスはほとんど役に立たない。

 世の中には、いささか強引であるが、大きく分けて、3種類の人間が存在する。@楽観的でポジティブで、積極的な人 Aポジティブでありネガティブでもある人 B悲観的でネガティブな考えが大半で、ポジティブな面もある人 

 どの人が良いとか悪いという類のものではない。ところが、大半の人は、@の状態が良くてBの状態は悪いと考えている人が多い。そのような考えは全く間違っていることをよく認識してほしい。この認識がないばかりに、Bのような人が追い詰められ、まじめとか根暗とか、引っ込み思案とか消極的でダメな奴というレッテルを張られ、精神的な病へ追い込まれる。本人も自分はダメな人間だと自分に対する間違った認識を植えつけられている。

 一番問題なのは自分を積極的でポジティブで、強者だと考えている人たち。そして精神的に歪んでいるのに気づいていない人達。このような人に限って根性論を持ち出す。そして、自分の物差しを当てて、自分より上か下かを測り、自分より下だとダメな奴だと認識する。このような人が有力者だったり、リーダークラスに結構いたりする。このような人は、精神的弱者のことはいくら説明しても決して理解できない。そして、権力や金に強い執着をみせる。いうまでもなく、精神的に健康とは言い難い。
 
 本当に、精神的に健康な人は、弱っている人に、根性論など持ち出さない。

つづく
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