強者の論理  メンタル

 ワイドショーを見ていたら。朝青龍の話題をしていた。
コメンテーターは皆、揃ってこう言った。
 「朝青龍があんなに精神的に弱いとは思わなかった」と。
 華原朋美が薬物乱用で所属事務所を解雇されたとき、テレビの
コメンテーターはこう言った。
「早くまとになって社会復帰してください」どいう意味?まともって何。
自分がまともで、彼女はまともではないというコメント。僕はまともだけど
精神的に弱いヤツはまともではないとでもいいたいのか?
強い者は偉くて、弱い者はその下だとでも言いたいのか。日本人のほとんどが
そう考えている人が多いのではないか。弱い人は強い人に追い込まれ、命を絶つ、自殺大国日本。
日本はやはり強者の論理で成り立っている社会だ。

 政府は言う。弱者に優しい社会をつくります。そんなのウソだ。
弱いことは劣ることではない。弱い人は強い人の下ではない。弱いことは罪ではない。弱い人よ。こう叫ぼう”弱くて何が悪い!”

 逆境に打ち勝つ人が強くて素晴らしい人で、弱い人はダメな人。こんなのは間違った論理だ。ここに気づかない限り、弱者に優しい社会は絶対に実現しない。
 朝青龍は、動物園の人気者のパンダではない。人気者のパンダが病気になり、獣医(精神科医)が診察して病状を報告している。どうも「ストレスでやられたらしい」とコメントしている。相手はパンダではなく、人間だぞ。大体、人気者だからといって、うつ病の一歩手前だとか、急性ストレス障害だとか言っていいのか?医者の守秘義務はどこにいった。個人のプライバシーはどうなっている。
テレビで全国に放送していいのか?本人がテレビをみているかもということは考えないのか?自分だったらいやだろう。全国放送で、他人がうつ病だストレスだと自分のことを言っている。日本語分かるんだぞ。この状態で本人がでてきてコメントなど出来るか!
 僕には、朝青龍に対する日本人のイジメにしかみえない。日本全体がイジメ社会だ。こんなことでイジメが無くなるのか?みんなよく考えよう。
5

オーバードーズ  メンタル

先日、精神用薬物乱用および依存(過剰摂取)のドキュメンタリーのテレビが深夜あった。
恐ろしい事態だ。今までこのようなドキュメンタリーはなかった。僕は常日頃臨床で感じていたことが表現されていた。この国は病んでいる。若者は現実が直視できず逃避している。その若者を生み出す大人社会の責任はどこにいったのだ。精神科医療の責任は重大なものがある。薬物で精神は治らない。何故気づかない?現代医療は更なる薬物依存者を生み出すのに必死だ。
みんな金が欲しいのだろう。怒りがこみ上げてくる。昨夜はうなされて眠れなかった。薬物依存を断ち切った彼女のその後を是非ドキュメントするべきだ。おそらく100%依存症は治っていない。そう簡単には治らない。
治らないのだ。これが薬物依存。この恐ろしさをもっと報道すべきだ。その後のドキュメントが一番大切なレポートになる。是非、取材を続けて欲しいと思った。いつもドキュメント番組は肝心のところが抜けている。放送に圧力がかかるかもしれないが、がんばって欲しい。それが大事。
4




AutoPage最新お知らせ