春のおとづれと共に、
弾き語り仲間の3人目がやってきました。
超大型リュート、テオルボさんです。
私も長い冬眠から目覚め、(長すぎですよね
)
活動開始です。

とりあえず、古楽器トリオで記念撮影。
背が高くて、なかなかフレームに入りきれません。
テオルボさんのアップ。
透かし彫り(ロゼッタ)がレース編みみたいで、
とても綺麗な貴婦人系です。
南オーストラリアのハープ&リュート製作家 Tim Gusterさんの作品です。
弦長は少々小型(73/123)のヴェネーレモデル。
その弦長のゆえに、弦を変えれば・・・
イタリアンのキタローネ調弦(A調弦で1,2コースが低い
re-entrant調弦)にも、
フレンチ18世紀テオルボ(A調弦で2コースが高い)にも、
フレンチ・ソロテオルボ(D調弦)にも、
イングリッシュ・テオルボ(G調弦で2コースが高い)にも
なる優れモノ!
そんなに覚えられるかしら・・・
今はキタローネ用の調弦がしてありますが、
その深〜い低音にうっとり。
ソプラノは低音楽器の魅力に弱いのです。
・・・要するに、無いものねだりですね。
おまけに、私の様な小柄な人間は(身長155cm)、
大きな楽器に憧れるのです。
(『のだめカンタービレ』のコントラバスの桜ちゃんと
同じ動機。ちょっと不純?)
お陰で、ケースは私とほぼ同じ高さ。
移動が大変です!!
でも、弾き語りで立奏も出来るように、
超軽量でバランスも良く
(普通は第二ネックがとても重いので、支えるのが大変)、
ガット弦も巻き弦も使えるので、会場の音響や季節によって、張替え自在です。
とっても賢い楽器で、すっかりお気に入り。
あとは・・・私の練習あるのみ。
早くデビューできるように、
腱鞘炎に気をつけて(バロックギターの項、参照)、
ガンバリマス!

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