英語まーったくダメ女を自称していたワタクシが、最初の授業に用意していたもの、それは・・「ワタシハ
えいごガ、ヨク ワカリマセーン。アナタノ
のおとヲ、ミセテクダサーイ(適当に英訳してください)」のカンニング・ペーパーでした。
まずぐるっと教室を見回して、目ざとく優しそうな人を見つけ、すかさず隣にすわり、(最初の授業で好きな席を選べ、そして一学期間、同じ席に座るのです)、例のメモ紙見ながら「
ワタシハ・・・」と言って、ノートを借りてすぐコピー。一言一句辞書で調べて翻訳し、それから宿題、という手順で毎日夜中まで勉強の日々。(受験生の時だって、こんなに勉強したこと無い!)几帳面な友人などは、先生のジョークまで書いてるので、みんなが寝静まった寮で、声を殺して笑い転げたこともありました。
そうまでして勉強したのに、小テストの時は、
0点!だって先生、問題読み上げるんだもん。わたしヒアリング力、ゼロですってば!(いばるなっ!)トイレで5分間泣いて、5分で化粧を直し、次のクラスへダーーーッシュ!若かったねえ。やがて、つたない英語で「ワタシハ・・」と訴え、放課後、毎日追試を受けることに。先生のテスト問題の走り書きを見せてもらいながら、辞書ひきひき。でも・・・センセーイ!字がキタナクて全然読めませーん!
語学力不足を
想像力とカン(当たってたかどうか、かなり怪しい)で補う日々の留学一年目でした。

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