昔の方が  

○桜

近くの公民館の桜です。
まるで能楽堂の松の絵のように剪定された作られた桜。

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手を入れた桜も、自然の桜もどちらもいいですが、

慣れとは恐いもの、今年最初に見た時の感動が4月末になると、だんだん弱くなるのが自分でもわかります。

慣れると良いこともあります。自動車の運転。免許取り立ての時はもう神経をすり減らして運転していたのが、だんだんリラックスできるようになり、楽しくなります。

でも、慣れは都合の悪いこともあります。

あっと驚くような、新しい発想で商品やサービスを開発しても、すぐに飽きられる時代です。

その成功にしがみ付いているほど、変化できなくなり、落ちていきます。慣れは楽ですがとても恐ろしいものです。

桜を見ながら「変えて行こう、変えていこう」と自分に言い聞かせる春です。

○日光、月光菩薩って知ってますか?

奈良出身の父親は若いころから、仏像が大好きで、お寺回りが趣味でした。

その父が一番好きだという、仏像が薬師寺の日光月光菩薩です。

1300年前の白鳳時代の仏像の美しさは、現代人にもなぜ美しいと感じるのでしょうか?

芸大の教授に、現代の技術でこの菩薩像を作れますか?と質問したら、

「造形的には作れるが、精神性まで表現することは不可能だ。」と答えが返ってきたそうです。

倭の国だけでなく、韓国、中国、アジアからこの美しい仏像をつくるため、海を越え集まった人たちの気高い志は想像を絶するものだったのでしょう。

宮大工の故宮岡常一さんの本にもこんなことが書かれていました。

「建物は、飛鳥時代までが最高にすばらしい。

それ以降はまったくだめ。

江戸時代になると、幕府からの命令で、予算と経費が決められているので、手を抜いてつくっているのがはっきりわかる。」

今、坂の上の雲、竜馬伝といい、貧しくても志高い、日本人を見直す風潮です。

更に、昔の飛鳥の人たちはどんな考えで、どれほど高度な技術を持っていたのでしょうか?

万葉の歌人 山上憶良の歌 「銀 (しろがね) も 金 (くがね) も 玉 (たま) も 何せむに まされる宝 子にしかめやも 」を読むと、

今も昔も変わらない気もしますが、皆さんどう思われます?
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