徳次郎花だより
今日はとっても暑かったですね。事務所の温度計も28度と今年一番の暑さです。

先週の土曜日の写真です。雪と桜と菜の花。すごい取り合わせです。
41年ぶりですから、貴重な写真になりそうです。
さて、今朝近くの公園を歩いていたら、一斉に雑木の芽から葉や花が咲きだしたのがわかりました。
エゴやミズキの木の小さな芽から本当に小さな葉っぱがこまかくたくさん出ています。
先週からの雨と気温差が木木に刺激をあたえたのでしょう。さびしかった雑木林が急に緑にそまりました。いよいよ新緑の季節です。
徳次郎町の山肌の雑木の、薄桃色、薄緑と、淡く萌えてた色は、なんとも言えない美しさです。

もう鯉のぼりも上がっています。
去年植えたたんごの節句菖蒲が、事務所の玄関脇の花壇で葉を出しています。宿根なんですね。

お客様から頂いた薔薇「うらら」「秋月」も元気に育っています。

あれあれ、写真を見て、ギホウシがいつの間にか出ていますよ。
昨年は建物の西側(国道側)に朝顔を這わせて、緑の壁をつくりました。
今年は、南面花壇にモッコウバラを植えて、建物の右半分を蔦でいっぱいにする予定です。いい感じになったら写真をアップしますので、お楽しみに。

こちらの写真は田んぼの菜の花です。

ここらへんでは、ゴールデンウイークに田植えをするので、ちょうど今水をはっています。
都内では菜の花は買うものでしょうが、ここらへんでは、すぐに手にはいります。会社の倉庫にも生えているので、事務所に飾っています。
24時間光を当てても、花は咲かないそうです。
寒かったり、暑かったり、陽がてったり、たっぷり雨がふり、やっと花は咲くんですね。
そして、時がくれば必ず花は咲く。
自然は素直ですね。
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先週の土曜日の写真です。雪と桜と菜の花。すごい取り合わせです。
41年ぶりですから、貴重な写真になりそうです。
さて、今朝近くの公園を歩いていたら、一斉に雑木の芽から葉や花が咲きだしたのがわかりました。
エゴやミズキの木の小さな芽から本当に小さな葉っぱがこまかくたくさん出ています。
先週からの雨と気温差が木木に刺激をあたえたのでしょう。さびしかった雑木林が急に緑にそまりました。いよいよ新緑の季節です。
徳次郎町の山肌の雑木の、薄桃色、薄緑と、淡く萌えてた色は、なんとも言えない美しさです。

もう鯉のぼりも上がっています。
去年植えたたんごの節句菖蒲が、事務所の玄関脇の花壇で葉を出しています。宿根なんですね。

お客様から頂いた薔薇「うらら」「秋月」も元気に育っています。

あれあれ、写真を見て、ギホウシがいつの間にか出ていますよ。
昨年は建物の西側(国道側)に朝顔を這わせて、緑の壁をつくりました。
今年は、南面花壇にモッコウバラを植えて、建物の右半分を蔦でいっぱいにする予定です。いい感じになったら写真をアップしますので、お楽しみに。

こちらの写真は田んぼの菜の花です。

ここらへんでは、ゴールデンウイークに田植えをするので、ちょうど今水をはっています。
都内では菜の花は買うものでしょうが、ここらへんでは、すぐに手にはいります。会社の倉庫にも生えているので、事務所に飾っています。
24時間光を当てても、花は咲かないそうです。
寒かったり、暑かったり、陽がてったり、たっぷり雨がふり、やっと花は咲くんですね。
そして、時がくれば必ず花は咲く。
自然は素直ですね。

昔の方が
○桜
近くの公民館の桜です。
まるで能楽堂の松の絵のように剪定された作られた桜。

手を入れた桜も、自然の桜もどちらもいいですが、
慣れとは恐いもの、今年最初に見た時の感動が4月末になると、だんだん弱くなるのが自分でもわかります。
慣れると良いこともあります。自動車の運転。免許取り立ての時はもう神経をすり減らして運転していたのが、だんだんリラックスできるようになり、楽しくなります。
でも、慣れは都合の悪いこともあります。
あっと驚くような、新しい発想で商品やサービスを開発しても、すぐに飽きられる時代です。
その成功にしがみ付いているほど、変化できなくなり、落ちていきます。慣れは楽ですがとても恐ろしいものです。
桜を見ながら「変えて行こう、変えていこう」と自分に言い聞かせる春です。
○日光、月光菩薩って知ってますか?
奈良出身の父親は若いころから、仏像が大好きで、お寺回りが趣味でした。
その父が一番好きだという、仏像が薬師寺の日光月光菩薩です。
1300年前の白鳳時代の仏像の美しさは、現代人にもなぜ美しいと感じるのでしょうか?
芸大の教授に、現代の技術でこの菩薩像を作れますか?と質問したら、
「造形的には作れるが、精神性まで表現することは不可能だ。」と答えが返ってきたそうです。
倭の国だけでなく、韓国、中国、アジアからこの美しい仏像をつくるため、海を越え集まった人たちの気高い志は想像を絶するものだったのでしょう。
宮大工の故宮岡常一さんの本にもこんなことが書かれていました。
「建物は、飛鳥時代までが最高にすばらしい。
それ以降はまったくだめ。
江戸時代になると、幕府からの命令で、予算と経費が決められているので、手を抜いてつくっているのがはっきりわかる。」
今、坂の上の雲、竜馬伝といい、貧しくても志高い、日本人を見直す風潮です。
更に、昔の飛鳥の人たちはどんな考えで、どれほど高度な技術を持っていたのでしょうか?
万葉の歌人 山上憶良の歌 「銀 (しろがね) も 金 (くがね) も 玉 (たま) も 何せむに まされる宝 子にしかめやも 」を読むと、
今も昔も変わらない気もしますが、皆さんどう思われます?
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近くの公民館の桜です。
まるで能楽堂の松の絵のように剪定された作られた桜。

手を入れた桜も、自然の桜もどちらもいいですが、
慣れとは恐いもの、今年最初に見た時の感動が4月末になると、だんだん弱くなるのが自分でもわかります。
慣れると良いこともあります。自動車の運転。免許取り立ての時はもう神経をすり減らして運転していたのが、だんだんリラックスできるようになり、楽しくなります。
でも、慣れは都合の悪いこともあります。
あっと驚くような、新しい発想で商品やサービスを開発しても、すぐに飽きられる時代です。
その成功にしがみ付いているほど、変化できなくなり、落ちていきます。慣れは楽ですがとても恐ろしいものです。
桜を見ながら「変えて行こう、変えていこう」と自分に言い聞かせる春です。
○日光、月光菩薩って知ってますか?
奈良出身の父親は若いころから、仏像が大好きで、お寺回りが趣味でした。
その父が一番好きだという、仏像が薬師寺の日光月光菩薩です。
1300年前の白鳳時代の仏像の美しさは、現代人にもなぜ美しいと感じるのでしょうか?
芸大の教授に、現代の技術でこの菩薩像を作れますか?と質問したら、
「造形的には作れるが、精神性まで表現することは不可能だ。」と答えが返ってきたそうです。
倭の国だけでなく、韓国、中国、アジアからこの美しい仏像をつくるため、海を越え集まった人たちの気高い志は想像を絶するものだったのでしょう。
宮大工の故宮岡常一さんの本にもこんなことが書かれていました。
「建物は、飛鳥時代までが最高にすばらしい。
それ以降はまったくだめ。
江戸時代になると、幕府からの命令で、予算と経費が決められているので、手を抜いてつくっているのがはっきりわかる。」
今、坂の上の雲、竜馬伝といい、貧しくても志高い、日本人を見直す風潮です。
更に、昔の飛鳥の人たちはどんな考えで、どれほど高度な技術を持っていたのでしょうか?
万葉の歌人 山上憶良の歌 「銀 (しろがね) も 金 (くがね) も 玉 (たま) も 何せむに まされる宝 子にしかめやも 」を読むと、
今も昔も変わらない気もしますが、皆さんどう思われます?

君はバラより美しい
○君は薔薇より美しい。
桜が咲くまでの間、花のまったくない時期に咲いて頑張っていた、椿さん。
あまりにも桜が綺麗で、そちらに眼がいってしまい、あなたに気づきませんでした。

八重にさくあなたは、葉さえなければ、バラと見間違えます。
千利休があなたを愛した理由がわかります。
○つながっていて嬉しい。
今日現場に突然の電話。
「今宇都宮に来てるんだけれど、今事務所にいる?」
電話の相手は、もうかれこれ、15年お付き合い頂いている、工務店の社長。
当時建材店を経営していた私は、その社長がある業界紙でインタビューされているの見て、感激し、さっそく電話して千葉県の柏を訪ねました。
身も知らずの私をたいへん歓迎して頂き、さまざまなノウハウを教えて頂きました。今あるのも、その時のアドバイスがあったから。といっても過言ではありません。
いつも口調は厳しく、しかられっぱなしですが、質問すると、損得抜きでとことん、なんでも教えてくれる、兄のような存在です。
こちらから便りもしないのに、ときどき「どうしているの?」と電話を頂きます。
「仕事の人脈が広がるからやってみなよ。」と薦められた社交ダンスは、ステップが覚えられず結局3回でギブアップ。
社交ダンスは18年続いているそうです。私が、今から再度初めても、相手も続くので、絶対に追いつかないわけですから、継続の大切さを再確認しました。
せめて私も生け花を続けようと思います。
それ以外に、毎週テニスを2回、毎晩腹筋300回と、
仕事も趣味も足元に及びませんが、自分の目標としてかけがいのない存在です。
お金をお支払いしていろいろ相談頂いた年長の方も何人もいましたが、今はほとんど連絡はありません。
縁の不思議さをしみじみ感じています。
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桜が咲くまでの間、花のまったくない時期に咲いて頑張っていた、椿さん。
あまりにも桜が綺麗で、そちらに眼がいってしまい、あなたに気づきませんでした。

八重にさくあなたは、葉さえなければ、バラと見間違えます。
千利休があなたを愛した理由がわかります。
○つながっていて嬉しい。
今日現場に突然の電話。
「今宇都宮に来てるんだけれど、今事務所にいる?」
電話の相手は、もうかれこれ、15年お付き合い頂いている、工務店の社長。
当時建材店を経営していた私は、その社長がある業界紙でインタビューされているの見て、感激し、さっそく電話して千葉県の柏を訪ねました。
身も知らずの私をたいへん歓迎して頂き、さまざまなノウハウを教えて頂きました。今あるのも、その時のアドバイスがあったから。といっても過言ではありません。
いつも口調は厳しく、しかられっぱなしですが、質問すると、損得抜きでとことん、なんでも教えてくれる、兄のような存在です。
こちらから便りもしないのに、ときどき「どうしているの?」と電話を頂きます。
「仕事の人脈が広がるからやってみなよ。」と薦められた社交ダンスは、ステップが覚えられず結局3回でギブアップ。
社交ダンスは18年続いているそうです。私が、今から再度初めても、相手も続くので、絶対に追いつかないわけですから、継続の大切さを再確認しました。
せめて私も生け花を続けようと思います。
それ以外に、毎週テニスを2回、毎晩腹筋300回と、
仕事も趣味も足元に及びませんが、自分の目標としてかけがいのない存在です。
お金をお支払いしていろいろ相談頂いた年長の方も何人もいましたが、今はほとんど連絡はありません。
縁の不思議さをしみじみ感じています。

そうだ、朝散歩に行こう。
とっても大好きな本「保存版、そうだ京都に行こう」
そうです、素敵な音楽に合わせて、京都の四季を紹介するJR東海のCMの写真集です。http://www.youtube.com/watch?v=PjCHwurBi5o&feature=related
この本一冊で一瞬ですが、京都に行った気持ちになれます。
そして、コピーの勉強にもなります。
たとえば「哲学の道の桜」についたコピーは
物事を深く考えるの、の
近頃、
流行っていないようですが。
いいんでしょうか。
「善峯寺の桜」には
ここの桜のように
一年にたった一回でもいい。
人をこんなにも喜ばせる
仕事ができれば
なんて思いました。
「天竜寺の桜」
長い争いの時代を
変えたい、と
植えられた桜でした。
そう天竜寺は、南北朝の戦いを始めた足利尊氏が、夢想国師に戦火の罪を説かれて、御醍醐天皇の供養もあり、たてたお寺です。
コピーのすばらしさが、風景をより際立てる。
私たちがお庭を図面や絵で提案する時、自分たちの思いを伝える時、いかに言葉も大切か、理解できます。
さてさて、毎日が忙しいビジネスマン。なかなか京都までいく余裕がありません。
でも、よっと早起きすると、すばらしい桜が宇都宮にもたくさん、あなたを待っています。
朝焼けに染まる桜、

ふと足元の用水路では、ゆるんだ水面に水草が青く輝き、岩の隙間からサツキ待つ菖蒲草。

そして、澄んだ青空を見上げると、もう寒くない薫る風に揺れて、桜吹雪が顔に当った瞬間、

宇都宮には、京都のような雅で、数寄屋な庭はないけれど、
沖縄のように、心を躍らせ、疲れた気持ちを癒してくれる、青い海も、島唄も、あわもりもないけれど、
厳しい自然を乗り越えて、今精一杯咲く桜の美しさは、宇都宮にもあります。
日本に生まれて良かったな〜
「そうだ、早起きして、桜を見に行こう。」
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そうです、素敵な音楽に合わせて、京都の四季を紹介するJR東海のCMの写真集です。http://www.youtube.com/watch?v=PjCHwurBi5o&feature=related
この本一冊で一瞬ですが、京都に行った気持ちになれます。
そして、コピーの勉強にもなります。
たとえば「哲学の道の桜」についたコピーは
物事を深く考えるの、の
近頃、
流行っていないようですが。
いいんでしょうか。
「善峯寺の桜」には
ここの桜のように
一年にたった一回でもいい。
人をこんなにも喜ばせる
仕事ができれば
なんて思いました。
「天竜寺の桜」
長い争いの時代を
変えたい、と
植えられた桜でした。
そう天竜寺は、南北朝の戦いを始めた足利尊氏が、夢想国師に戦火の罪を説かれて、御醍醐天皇の供養もあり、たてたお寺です。
コピーのすばらしさが、風景をより際立てる。
私たちがお庭を図面や絵で提案する時、自分たちの思いを伝える時、いかに言葉も大切か、理解できます。
さてさて、毎日が忙しいビジネスマン。なかなか京都までいく余裕がありません。
でも、よっと早起きすると、すばらしい桜が宇都宮にもたくさん、あなたを待っています。
朝焼けに染まる桜、

ふと足元の用水路では、ゆるんだ水面に水草が青く輝き、岩の隙間からサツキ待つ菖蒲草。

そして、澄んだ青空を見上げると、もう寒くない薫る風に揺れて、桜吹雪が顔に当った瞬間、

宇都宮には、京都のような雅で、数寄屋な庭はないけれど、
沖縄のように、心を躍らせ、疲れた気持ちを癒してくれる、青い海も、島唄も、あわもりもないけれど、
厳しい自然を乗り越えて、今精一杯咲く桜の美しさは、宇都宮にもあります。
日本に生まれて良かったな〜
「そうだ、早起きして、桜を見に行こう。」

山野草も素敵
今お仕事を頂いているお客さまの庭は百花繚乱。
その中にとっても可愛い山野草が咲いているのを教えてもらいました。

一センチに満たないとても小さな花が木陰にひっそり咲いています。
「一輪草」というそうです。
「そうそう一人静も咲いてるのよ」とこちらも日陰に咲いてるのを教えてもらいました。

こちらは名前の通り、か弱く咲く姿が、なんとも言えず素敵です。
そしてこちらのお庭のいたるところに咲く白い花の群れは、庭全体を自然風にまとめあげています。

店先にならぶ、パンジーも可愛いですが、ニラの花は飾り気のない、純粋な美しさがあり、清らかな雰囲気が最高です。
今日も仕事の合間にお花見をさせて頂きとっても幸せでした。
