母  

本との出会いは人との出会いと似ている。

人の出会いは、人生の中で少しも早くなく、また少しも遅くなく、まさにその時出会う。

見逃さないよう気をつけないといけないし、見抜く力を自らにつけないといけない。

新刊本ならどこの書店でもあるので、出会う機会は多い。

しかし、古本になると、偶然である。そこの古本屋さんにその時行かなければ、出会いない。

そして、買わずに後悔して、戻ってもすでにそこのないのがほとんどだ。

一度欲しくなると、たまらなない。インターネットで探すと、定価の10倍もすることもざらだし、廃版本ならどんなにお金を出しても手にはいらない。

たくさんある本棚から、まったく興味のある本が見つからない場合もあるが、見つかるときはなぜか、その本のタイトルだけが浮かんでくる。

そして、その時悩みを和らげてくれたり、ヒントを与えてくれる一節が乗っていることが多いのが不思議。この点も人との出会いと同じだ。

そんな中で「一筆で書いた母親への手紙コンテストの本を見つけた」

●「私、母親似でブス。」娘が笑って言うの。
  私、同じこと泣いて言ったのに。ごめんねお母さん。38歳 女性

● あと10分で着きます。手紙よりさきにつくと思います。
  あとで読んで笑ってください。 16歳男性

● お母さん、もういいよ。
  病院から、お父さん連れて帰ろう。
  二人とも死んだら、嫌

● 今でも弟の方が気になるかい。
  もうどっちでもいいけど。
  今はもういいけど。

● 荷物届きました。
  でも「パンツ」とは、「スボン」のことですよ。
  ガマンします。

それぞれの人、家族の関係が目に浮かぶようです。
そしていろんなことを感じ、気づかせてくれます。

私も大切なことを思い出しました。
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