ツキ  

嫌なことがあると、人は「どうしてこんなにツキがないだろう」と思う。

でもツキは人によって見方が全然違う。

一夜漬けで勉強して、ヤマがあたり良かった。これをツイテいると思うのは思い違いだ。それはその場をやり過ごしただけで、力が全然ついていない。不幸なこと。

本当の底力を問われることが出来た時、身動きがとれなくなる。

本当にツイテいる人は、必死こいて勉強しているヤツ。

要領よくモノをこなしていくことがツキだと思わない方がいい。

ツイていないと嘆きたい時は自分の今を見直した方がいい。

自分の小説で書いたが、ツキがないと嘆く主人公がふと思い出して気づく。

自分を大事にしてくれる嫁さんがいて、子供がいて、周りの人に恵まれて、しかも自分はやりたいことをやっている。そんな俺のどこにツキがねえんだ、って。

足元を見てりゃいいんだ。今生きていることだって、ツイていることだって、本気で思った方がいい。と思う。


私の好きな作家、山本一力さんコメントです。

本当にその通りです。

私にも支えてくれ家族がいる、職人さんがいる。私を前から呼んで、後ろから押してくれるお客様もたくさんいる。

暗い世の中に気持まで流されて、ツイテない。と足元を見ない人はそう思い込んでしまう。

これから本当にツイテいる人は、そこから這い上がった人こそ、その資格があるのだ。

一力さんの小説は、いつもそう語りかけてくれる。

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