逆転
3年使ったプリンターもついに寿命。
メーカーに持っていけば、修理が可能でまだ使えるのですが、部品交換の費用が17,000円かかるとのこと。
いろいろ考えた末、新しいプリンターに交換することに決め、仕事帰りにY電気に行きました。
店に入るまでは、100%使い慣れたE社製を買うことを決めその商品を眺めていたところ、赤いポロシャツを着たメーカーの女性が一生懸命商品を説明してくれます。
気づくと、私が見ていた商品は実はライバルのC社製で、その女性はC社の社員の方でした。すごく感じが良く、とても親切。
日曜の20時を過ぎた頃、もう疲れていてもしょうがないのに、熱意が本当に伝わってくる説明です。
「とりあえず、E社製も見てくる。」と行って、見ていると。彼女はしばらくしてから、やはり私のところに来ます。
自社の商品のいいところを説明して、他社の商品の悪口までは言わなくても、欠点を言うだろう。思っていたら、
「最近、私E社の製品も勉強したんです。」と言ってそのE社の良いところを説明しだすではありませんか。なんともすばらしくさりげない一言でしょう。
「あなた、問屋さんの方、それともメーカーさんですか?」と聞くと「C社の者です」との答え。
参りました。長年使いなれ、純正の消耗品の在庫もあったのですが、彼女の姿勢はすばらしいものでした。
つい、C社のコーナーに戻り、コレ下さい。とお願いしていました。
その後も、他に欲しいプリンター関連商品を尋ねると、Y電気の社員のところまで行ってその場所を教わり、そのコーナーまで連れて行ってくれて、更に会計コーナーまで案内してくれました。
私も同じ営業にかわりありません。彼女の熱意に本当に心打たれました。
そして自分の立場に置き換えると、たくさんの気づきがありました。
増改築の場合、最初に立てた工務店さんがあった筈です。でもそこに依頼せず、私どもに依頼いただくことと、同じではないか。
別に最初に建てた工務店さんでも良かった。または他のリフォーム会社に決めていたのに、木りん倶楽部に出合ったので、変更して頂いたかもしれません。
その様なお客さまの気持をしっかり感じて工事をさせて頂かなくてはいけない。
そして、ライバル社の悪口は決して言わない。
プリンター以上にすばらしい経験をしました。
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メーカーに持っていけば、修理が可能でまだ使えるのですが、部品交換の費用が17,000円かかるとのこと。
いろいろ考えた末、新しいプリンターに交換することに決め、仕事帰りにY電気に行きました。
店に入るまでは、100%使い慣れたE社製を買うことを決めその商品を眺めていたところ、赤いポロシャツを着たメーカーの女性が一生懸命商品を説明してくれます。
気づくと、私が見ていた商品は実はライバルのC社製で、その女性はC社の社員の方でした。すごく感じが良く、とても親切。
日曜の20時を過ぎた頃、もう疲れていてもしょうがないのに、熱意が本当に伝わってくる説明です。
「とりあえず、E社製も見てくる。」と行って、見ていると。彼女はしばらくしてから、やはり私のところに来ます。
自社の商品のいいところを説明して、他社の商品の悪口までは言わなくても、欠点を言うだろう。思っていたら、
「最近、私E社の製品も勉強したんです。」と言ってそのE社の良いところを説明しだすではありませんか。なんともすばらしくさりげない一言でしょう。
「あなた、問屋さんの方、それともメーカーさんですか?」と聞くと「C社の者です」との答え。
参りました。長年使いなれ、純正の消耗品の在庫もあったのですが、彼女の姿勢はすばらしいものでした。
つい、C社のコーナーに戻り、コレ下さい。とお願いしていました。
その後も、他に欲しいプリンター関連商品を尋ねると、Y電気の社員のところまで行ってその場所を教わり、そのコーナーまで連れて行ってくれて、更に会計コーナーまで案内してくれました。
私も同じ営業にかわりありません。彼女の熱意に本当に心打たれました。
そして自分の立場に置き換えると、たくさんの気づきがありました。
増改築の場合、最初に立てた工務店さんがあった筈です。でもそこに依頼せず、私どもに依頼いただくことと、同じではないか。
別に最初に建てた工務店さんでも良かった。または他のリフォーム会社に決めていたのに、木りん倶楽部に出合ったので、変更して頂いたかもしれません。
その様なお客さまの気持をしっかり感じて工事をさせて頂かなくてはいけない。
そして、ライバル社の悪口は決して言わない。
プリンター以上にすばらしい経験をしました。

創作力
明後日は事務所で増改築・ガーデニングの相談会を開催します。
是非皆様お立ち寄り下さい。
今日は相談会中のイベント寄せ植え教室の準備。
夏なので涼しいイメージにしようと、ガラスの器を用意。
植物は、師匠の石原和幸さんが苔を使ったガーデンで3年連続金メダルを獲得したので、苔を使って盆栽風にデザインしました。
洋のガラスと和の苔を使うと、とってもエキゾティックに仕上がり自分でも好きな仕上がりに。
石原さんも元は九州一の花屋さんを経営。商品を作るため、自身も本当にたくさんのアレンジや寄せ植えを作ってこられました。
自分の趣味ではなかなか、たくさんアレンジは作れませんが、仕事だと本当にたくさん商品を作るので、創作する回数は多かったと思います。
頭の中で絵を描いてもなかなか上手くなりません。
やっぱりたくさんの商品や現場をこなした人が一番デザイン力はあるのんだと、納得してしまいます。
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是非皆様お立ち寄り下さい。
今日は相談会中のイベント寄せ植え教室の準備。
夏なので涼しいイメージにしようと、ガラスの器を用意。
植物は、師匠の石原和幸さんが苔を使ったガーデンで3年連続金メダルを獲得したので、苔を使って盆栽風にデザインしました。
洋のガラスと和の苔を使うと、とってもエキゾティックに仕上がり自分でも好きな仕上がりに。
石原さんも元は九州一の花屋さんを経営。商品を作るため、自身も本当にたくさんのアレンジや寄せ植えを作ってこられました。
自分の趣味ではなかなか、たくさんアレンジは作れませんが、仕事だと本当にたくさん商品を作るので、創作する回数は多かったと思います。
頭の中で絵を描いてもなかなか上手くなりません。
やっぱりたくさんの商品や現場をこなした人が一番デザイン力はあるのんだと、納得してしまいます。

増築大好き
今週頭から増築工事をさせて頂いています。
写真は既存の壁を撤去しているところです。

増築工事はある意味、内部だけをいじる改築工事や全て最初からやる新築より難しいところがあります。
ひとつは、納まり。専門用語で分りにくいかもしれませんが、図面ではちゃんとなっていても、実際に工事してみると、きちんと仕上がらないことを、「納まらない」と言います。
写真でも、屋根の一番上の部分がもう少し高ければ、2階の窓にぶつかってしまい窓を壊すか、全体の高さを下げなくてはいけません。
(実際に向かって右側のベランダに屋根がぶつかるので、屋根がへっこみます。)
また形だけでなく、壁に屋根を取り付ける場合、単純に屋根を壁につけると、その隙間から必ず水かが入ってくるので、一度立上げその部分を壁にする。など取付方にもいろいろ工夫がいります。
ですから、最初から自由にできる新築より、条件が厳しく、とっても遣り甲斐があって面白いな〜。と増築が大好き状態です。
今回お施主様はとても誠実な若いご夫婦さま。そうだろうな〜。と思っていたらやっぱり梅雨に限らず、3日間雨降らず。お人柄もいいと、運もいいもの。仕事がとっても順調です。
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写真は既存の壁を撤去しているところです。

増築工事はある意味、内部だけをいじる改築工事や全て最初からやる新築より難しいところがあります。
ひとつは、納まり。専門用語で分りにくいかもしれませんが、図面ではちゃんとなっていても、実際に工事してみると、きちんと仕上がらないことを、「納まらない」と言います。
写真でも、屋根の一番上の部分がもう少し高ければ、2階の窓にぶつかってしまい窓を壊すか、全体の高さを下げなくてはいけません。
(実際に向かって右側のベランダに屋根がぶつかるので、屋根がへっこみます。)
また形だけでなく、壁に屋根を取り付ける場合、単純に屋根を壁につけると、その隙間から必ず水かが入ってくるので、一度立上げその部分を壁にする。など取付方にもいろいろ工夫がいります。
ですから、最初から自由にできる新築より、条件が厳しく、とっても遣り甲斐があって面白いな〜。と増築が大好き状態です。
今回お施主様はとても誠実な若いご夫婦さま。そうだろうな〜。と思っていたらやっぱり梅雨に限らず、3日間雨降らず。お人柄もいいと、運もいいもの。仕事がとっても順調です。

危機一髪
○危機一髪 1
金物屋さんにルーフィングを買いに行った帰り道。
バンの後ろの扉が半分開く。ドンと音がした。
「あっ」感で何か落としたことに気づく。
車を路肩に止めて後ろを見ると、買ったばかりのフーフィング。
この材料は、屋根を瓦でも板金でも、それを仕上げる前に合板の上に防水のためにひくゴムのようなシート。
1メートルの長さの円柱状態で巻いてあり、重さは23`あって結構重く、車が走り出した瞬間、半ドアだったので、転がり飛び出したのでしょう。
30メートル先は、ストッパーにしておいた、杭防が1本落ちていたので、走ってとりにもどる始末。後ろから車が来なくて本当に良かったです。
しかし今回落とした場所は思い出の場所。
4年前、社員から電話がかかってきて、「トラックから材料を落としたので、助けて欲しい」とのこと。
行ってみると、巾20センチ4メートルの床柱が道路ワキに落ちているではありませんか。
いや〜、本当に事故がなくて良かった。当時安堵したのと全く同じ場所。不思議ですね。
さて、現在事務所前に、コンクリート駐車場でも木が植えられる店舗用の花壇を試験中です。心地よい庭づくりで有名な正木覚先生にアドバイスを頂き研究中です。
専用の材料を使うと予算もかかるので、詳しい建築材で代用して作成しています。
写真の玄関脇の木製の花壇がそうです。(まだ土入れ前の状態)
危機一髪2
我が家のハムちゃんはとてもかわいい。
三兄弟をつれて買いに行った時、係りのお姉さんに性格のいい子にしてね。とお願いしたら、何匹か掴んで選んでもらったのが、この子。
人間を怖がらず、しばらくすると、手にも乗るようになりました。とっても食用旺盛で今では亀さん体型。
歩くというよりは、しゃこたんの外車のように、ほふく前進をしているかのよう。
時々、三兄弟は部屋の扉をしめて、散歩をさせることがあります。
今朝も登校前の忙しい時に、次男と三男が和室の襖をしめ切って何かしているので、怒りに行こうと部屋に入ると、足元にハムちゃんが・・・。
危うく踏み潰すところでした。次男と三男は当然のごとくお説教となりました。
悪気がなくても、いろんなことが起きます。でも今日も無事で良かった。ラッキーな一日でした。感謝。
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金物屋さんにルーフィングを買いに行った帰り道。
バンの後ろの扉が半分開く。ドンと音がした。
「あっ」感で何か落としたことに気づく。
車を路肩に止めて後ろを見ると、買ったばかりのフーフィング。
この材料は、屋根を瓦でも板金でも、それを仕上げる前に合板の上に防水のためにひくゴムのようなシート。
1メートルの長さの円柱状態で巻いてあり、重さは23`あって結構重く、車が走り出した瞬間、半ドアだったので、転がり飛び出したのでしょう。
30メートル先は、ストッパーにしておいた、杭防が1本落ちていたので、走ってとりにもどる始末。後ろから車が来なくて本当に良かったです。
しかし今回落とした場所は思い出の場所。
4年前、社員から電話がかかってきて、「トラックから材料を落としたので、助けて欲しい」とのこと。
行ってみると、巾20センチ4メートルの床柱が道路ワキに落ちているではありませんか。
いや〜、本当に事故がなくて良かった。当時安堵したのと全く同じ場所。不思議ですね。
さて、現在事務所前に、コンクリート駐車場でも木が植えられる店舗用の花壇を試験中です。心地よい庭づくりで有名な正木覚先生にアドバイスを頂き研究中です。
専用の材料を使うと予算もかかるので、詳しい建築材で代用して作成しています。
写真の玄関脇の木製の花壇がそうです。(まだ土入れ前の状態)
危機一髪2
我が家のハムちゃんはとてもかわいい。
三兄弟をつれて買いに行った時、係りのお姉さんに性格のいい子にしてね。とお願いしたら、何匹か掴んで選んでもらったのが、この子。
人間を怖がらず、しばらくすると、手にも乗るようになりました。とっても食用旺盛で今では亀さん体型。
歩くというよりは、しゃこたんの外車のように、ほふく前進をしているかのよう。
時々、三兄弟は部屋の扉をしめて、散歩をさせることがあります。
今朝も登校前の忙しい時に、次男と三男が和室の襖をしめ切って何かしているので、怒りに行こうと部屋に入ると、足元にハムちゃんが・・・。
危うく踏み潰すところでした。次男と三男は当然のごとくお説教となりました。
悪気がなくても、いろんなことが起きます。でも今日も無事で良かった。ラッキーな一日でした。感謝。


植木屋さん
私がよく買いに行く、花木屋さんがあります。
社長が雑木が好きで、私の大好きなソヨゴがたくあんあります。
知人の建築関係の人から、お勧めの木を尋ねられるとまず名前を上げます。
九州地方にはシマトネリコという、姿も美しく値段もとても安い木があるのですが、栃木では寒すぎてここの親方も挑戦したけれど、高木は無理だと言っていました。
そうすると、株立ちで、枝がほそく、葉が小さいく、ソヨソヨとして美しい樹を栃木で探すと、青ダモになり、値段もそこそこします。ヤマボウシも値段もそこそこですが、枝がまっすくで、曲げが少なく面白みがなくなります。
その点ソヨゴなら、お値段は少しはりますが、常緑なので年中緑で玄関前をいろどりとても重宝します。
さて、その花木屋さんの社長は造園もして、すごくセンスがいい人で、買いにいく度にいろんなことを教えてくれます。
私自信、お庭づくりで植栽まで受けますが、造園の専門の学校を出たわけでなく、独学でやっているので、いろんなアドバイスを受けて作っていきます。
最近は植木屋も、実際に年季を積んでいないのに、植木屋だと言って回っているのもいるのでとんでもない、庭を良く見ると嘆いていました。
でも、いろいろ流儀とかにこだわる必要もない。それぞれ自分が美しいと思ったとおりに植えればいい。美しいものは、だれが見ても美しい。それが結局定石になっているだけだ。
私の植栽の仕方も、池坊ならこうバランスをとるな。と感じながら植えています。ですから時々すごいクセのある樹を買っていくので、「こんなのどこに植えるの?」と驚かれることもありますが、
自分の中に、あの場所なら絶対映える。という自信があるので、面白くてしょうがありません。
人が買わないものを使って良く見せるのが、実は密かな楽しみなのです。
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社長が雑木が好きで、私の大好きなソヨゴがたくあんあります。
知人の建築関係の人から、お勧めの木を尋ねられるとまず名前を上げます。
九州地方にはシマトネリコという、姿も美しく値段もとても安い木があるのですが、栃木では寒すぎてここの親方も挑戦したけれど、高木は無理だと言っていました。
そうすると、株立ちで、枝がほそく、葉が小さいく、ソヨソヨとして美しい樹を栃木で探すと、青ダモになり、値段もそこそこします。ヤマボウシも値段もそこそこですが、枝がまっすくで、曲げが少なく面白みがなくなります。
その点ソヨゴなら、お値段は少しはりますが、常緑なので年中緑で玄関前をいろどりとても重宝します。
さて、その花木屋さんの社長は造園もして、すごくセンスがいい人で、買いにいく度にいろんなことを教えてくれます。
私自信、お庭づくりで植栽まで受けますが、造園の専門の学校を出たわけでなく、独学でやっているので、いろんなアドバイスを受けて作っていきます。
最近は植木屋も、実際に年季を積んでいないのに、植木屋だと言って回っているのもいるのでとんでもない、庭を良く見ると嘆いていました。
でも、いろいろ流儀とかにこだわる必要もない。それぞれ自分が美しいと思ったとおりに植えればいい。美しいものは、だれが見ても美しい。それが結局定石になっているだけだ。
私の植栽の仕方も、池坊ならこうバランスをとるな。と感じながら植えています。ですから時々すごいクセのある樹を買っていくので、「こんなのどこに植えるの?」と驚かれることもありますが、
自分の中に、あの場所なら絶対映える。という自信があるので、面白くてしょうがありません。
人が買わないものを使って良く見せるのが、実は密かな楽しみなのです。
