二人の女性  

良く見るテレビ番組情熱大陸では最近女性を取り上げていました。

その中で二人があまりにも対称的だったので、考えてしまいました。

もちろん、出演するくらいだから、仕事に対する熱意は半端ではありません。私なんかよりはるかに努力されていると思います。

ひとりは、バングラディッシュでバックのデザインをして現地の材料や工場を使って輸入している26歳の女性。

もうひとりは、経済評論家でたくさんの本を執筆している、36歳の女性。いかに投資効率をあげるか、講演会で説明しているシーンがありました。

毎月50冊の本を読み、昼食は会食で情報を収集する。子供と二人で手をつないでディズニーランドへ遊びにいく、がんばる母親の姿がありました。すばらしいと思います。

でも最近、予想に反してついグッと涙が出たのは、バングラディッシュで経営者として働く女性でした。

最初は国際援助機関に勤めていたが、実際のそのお金の使い道が気になり、バングラディッシュに単身乗り込み、会社を作りました。

だまされるは、お金を持ち逃げされるは、もう本当にひどい目に会いながらも、自分が実際に地元の人に仕事を与えることができることに、情熱を感じ、走り回る姿がそこにありました。

実際に注文する工場は、最初は2・3人だったのが、20人近くの人が働いているシーンがあり、それを幸せそうに語っていました。

部下のバングラ人男性が、見習いの女性がうまくできなので、叱って取り上げようとすると、「いいから、だれだって時間がかかる。そのままやらせて」と辛抱強く向かいあっていました。

バブルの頃、いかに効率よく稼ぐかが最も脚光を浴びていました。
その結果手を抜くことにも繋がりました。

私も、社長として売上を上げることが、社員を守り、仕入先との信用を守るために、最も大切なことだと、信じてきました。

でもその結果は何も残るものはありませんでした。

地道に手を抜かず、積上げる仕事。と砂の様に手からこぼれていく、仕事の結果。


経済評論家の方も、著作料金の2割を寄付する。と発表し、社会に貢献されています。

お二人ともハードワーキングでこの後も、成功されることを願っていますが、

辞めてしまっては終わり。と自分にも言い聞かせながら、対照的な女性に思いをはせていました。

































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