背中を洗う。  

昨晩から研修で山形県の長井市に一泊で行ってきました。

上甲晃先生主催の青年塾の研修は、長井市でボランティアで行われている、レインボープランについてでしたs。

生ゴミを肥料にして、野菜をつくり、それを地元の人が購入し、またその生ごみを肥料にする。全国でもハイレベルの食の循環の見学でした。

無機肥料で農薬で作られたほうれん草でも、きゅうりでも、30年前の1/2から1/3の養分しかないそうです。その数字を100%回復するのも目標し、地元の子供達を守ることも目指しています。

参加し指導的立場にある竹田さん言葉は、とても含蓄のふかいものでした。

「自ら発案し、着手したら、必ず最後までやって決着をつけるべきだ。」

(レインボープランはNPOで、まったく市や県からお金をもらっておらず、農業生産者から、流通業者、消費者の主なメンバー60人は手弁当でやっている。竹田さんも店頭に出たものは売れるまで店が終わるまで付き合う)

「だから、若い人も一度始めたら、決着がつくまで続けて欲しい。」


「資産家で裕福でなかったから、強くなれた。もともと強かったなら、避けて通れたが、弱かった自分は乗り越えるしかなかったし、そのおかげで強くなれた」


「たとえ、地方の小さな行動に過ぎないかもしれないが、やり続けたい」

損得を越え、やるべきことを継続する人の発言はなんと重いことでしょうか。


上甲塾長はいいます。


これからは第一次産業の時代だ。

なぜなら第一次とは命に一番近いということ。

山梨県の長寿の町は、90歳以上の人は元気だが、

50から60代の人がたくさんなくなるようになった。

食の問題に真剣に取り組まないと

これから寿命が縮むのではないか。


あわただしい普段の生活から、一歩はなれ、宇都宮から250`車で4時間かかる別天地での学びは、とても貴重でした。

今回の研修は私がかつて参加した、青年塾の11期生の講座でした。

2泊3日の研修でOBで参加したのは私だけ。

現役生が研修に忙しい中、

塾長と二人でお風呂に。


「橋本君向うを向きなさい」

「背中を洗ってあげるよ」

「思い出になるだろう」

もう目がうるうるきてしまいました。

もちろんお礼に塾長の背中を流させて頂きました。


浴槽の中で、いろいろ相談事に乗って頂きました。

「辛抱と言う字は心の棒という字になる。

辛抱しているうちに、心に芯ができる。

更に辛抱すると、信望になり、廻りの人から信用されるようになる。

だからがんばりなさい」


青年塾は今年で11目。

毎年全国から平均70人が参加し、

北海道、東日本、東海、関西、西の5つのクラスに分かれて、年6回の参加します。

塾に参加する目的は「志高い人間になること」


私は4期生として、7年前に卒業しました。

一年に一度、私は青年塾の講座や講演に参加し、塾長の話をきき、自分の軸がぶれていないか、そして大切な言葉を胸に刻んで帰ってきます。

今回の私のメモはこんな内容です。

「人は自らの欠点に挑戦すると、自らの限界をやぶることができる」

「相対差でなく絶対差をつけなさい」

(先生は毎日1300字のメッセージを10年間やく5300回続けています。
もし誰かが真似をしても、先生が止めない限りだれも、追いつけない。積上げたものは、決して減らない、それが絶対差。私も生花をはじめてまる2年になります。誘ったけれど、始めなかった人は、私が止めない限り追いつけない、その時初めておけばよかったと後悔している。)

時には、生きる上での基本をしっかり学ぶことは、長い目で見れば遠回りでなく、近道のなのではないか、と思います。

今日の午後、打合せがあるので、山形を朝7時頃出発しました。塾長はしっかり私の手をにぎり、ひとこと。

「辛抱し〜や〜」

胸にぐっときました。

そして、こらえながら運転して秋の東北道を帰ってきました。


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米沢城
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