粋と野暮  

「粋とはどういう意味か分りますか?」

毎月送っていただいている、元松下政経塾塾頭の上甲晃先生のメッセージの中にこんなフレーズがありました。

もちろん私にもわかりません。

その違いは、工芸品などででは、その作品を作るときに、作る人のまこと(誠)、誠意が込められているかどうかによって、「粋」と「野暮」が分かれるそうです。

作る人も真心、誠意が込められた作品は、「粋」なのに対して、機械的に次々とつくるものは、「粋」とは言わない。それは「野暮」です。

かつては日常品の箒、バケツ、タワシも手作りであった。

それらは工芸品で、土瓶・急須・箒・はたき・にも美しさがあった。

人間が手でつくるからこそ出る味が粋なのだ。

確かに、私がよく頼む建具やさんの仕事は本当に粋だ。


メーカーの工場生産のドアはデザインの種類はもっと多いし、価格も高いものがある。

しかし、お客様の反応はまるで違う。

味がにじみでているからだ。


CADもいいが、手で書く図面もいい。

マニアルどおりの営業よりも、ぬくもりのある会話をしたい。

花や木を美しく植えたい。

そして、味のある空間を仕上げたい。


「粋」の意味を知って本当にありがたい。












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再び涙のパット。  

「あ〜。」思わず声がでる。

相手のさくらチャンも、心から驚いた表情。

80センチのパーパット。

これを決めれば1打差で優勝。

解説者が「優勝を決めるパット。まだ分りませんよ。」と言ったものの、

だれもが、これを決めて試合が終わると思った瞬間。

ボールがわずかにそれた。


プレーオフの1ホール目。

長いバーディーパットをさくらチャンに先に決められ、

もう決まった、と諦めていた会場の雰囲気。

プレッシャーの中、これが決まらなければ、負けるという、長いバーディーパットを決め返す。さすが。


しかし、プレーオフの2ホール目。

1打目が、右へ曲がり、2打目はフェアウィーに出すのが精一杯。

片や、さくらチャンの2打目はグリーンの良い位置に。


3打目はもう、ピンに絡ませるしかない、ギリギリのアイアンショット。

しかし、勝利の女神が見放したか、手前の深いバンカーにつかまる。


深すぎて、前に打てず、これまた左側に一度出してからのショット。


4打目。

「あ〜」これがバンカーから出ず、ほとんど勝負が決まる。

そして彼女はギブアップせず、目を潤ませながらプレーを続ける。


先週情熱大陸で、試合に負けた後、泣きながらパット練習をする姿が感動的だった上田選手。

あの80センチのパットを決めていれば・・・。


結果は努力した人に必ず出る。

しかし、次の試合とは限らない。

その次かそのまた次か、まだまだ先かもしれない。

人は、未来を自分で決めることは不可能だ。


あきらめず、またパット練習を続けて欲しい。

桃ちゃんがんばれ〜。
























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肥料をやらない。  

○肥料をやらない。

朝、園芸の番組を見ていたら、バラが咲きそうな時には肥料をやってはいけない。という話をしていました。

どうしてもたくさん、咲かしたい。と思い、肥料をやってしまうと帰って咲かないそうです。

その理由は、本来花が咲く原因。植物は死にそうになると、子孫を残す為花を咲かすそうです。

肥料をやってしまうと、かえって安心して咲かないのは当然ですよね。

人間も同じ、安定した環境にいる人より、がんばっている人に花を感じます。

もう駄目だ。と思うところまで落ちないと、道が開けない。

そう思うと、ピンチは決して不幸ではないのかもしれません。

そういうことを経験した人の笑顔ややさしさは、ご縁のありがたさをしみじみ感じます。

死にそうになるから、花が咲く。



○歩き方。

現代の若い人は、アルファルトみたいな、同じ道ばかり歩いているので、体が弱くなる。昔は、砂利や、土、でこぼこ道があって、いろんな歩き方をしていた。

今朝の番組で養老先生が話していました。

今学生で、心理分析をして、相手の考えていることを読む勉強を志す人が多いそうです。

でも先生いわく、30年付き合っている家内が考えていることも分らないのに、人間が相手の考えていることを予想するなんて不可能。

考えて歩こうと思っても、ぎこちなくなって歩けなくなるように、

脳が考えてから、意志が生れる。

飲みたいと思ってから、実は飲んでいるのでなく、

実際は、脳が飲ませようと働かせて、飲みたいという意思を持たせている。


人間は考えた通り絶対に行かない。

だって、自分がいつ死ぬのかさえ分らないのに、

いろいろ考え分析してもその通りの結果にならない。

条件がいろいろ変われば結果が変わってくる。


考えるより、行動が大切なのは、医学的にも言えることなんですね。

歩く。行動する。理屈は後。


○映画

2日連続で放送された踊る捜査線。

う〜ん一作目の方が面白かったかな。

でも、室井さんが主役でなっちゃん出た、一番新しいのが好き。


○お風呂に入る猫。

好みの花木屋さんがある。

置いてある木は本当にセンスがある。

1000円くらいの、低木だって枝ぶりがいい。

だんなさんが好きなのは、カブタチのソヨゴ。

奥さはカブタチの夏はぜ。

この夏はぜの枝ぶりの良さは盆栽に使われるくらい。

紅葉はモミジより好き。奥さんのおかげだ。

そこには、大きな白猫がいる。

お水を怖がらず、お風呂も一緒にはいるそうだ。

世の中にはいろんな猫がいる。


○先日受けた資格試験の自己採点。

05年の合格ラインは171点
06年の合格ラインは169点

自己採点は170点。

う〜ん、いつもこんな感じ。

でも、すごく勉強になった。

同じ世代の人に一緒に受けようと言うと、

「俺はもういいや。」と言う人もいる。

以前は資格があって現場では役にたたない。と

自分が怠けているのに、まさに正しそうな言い訳をして、ごまかしていた。

生花しかり、まだまだ上手くなりたい。もっとお客様に喜んでもられる仕事をしたい。

現場で見事にお花や木を使って、活けあげる技を持ちたい。

「言えないけど、お金儲けだけで、施主が気の毒な植木屋さんがいる。

もっともっと勉強して、いろんなことを取り入れないとダメよ」

60のお母さんはの元気は、歳をとって変われないのは、年齢のせいでなく、自分のせいだというのを証明してくれる。

絶対に今回の資格を取る。

「俺はもういい」止まった人になりたくない。


○ラグビー

ラグビのワールドカップを見たい。そう思っていた。

たまたま朝5時にテレビをつけると、イングランド対フランスの準決勝。

一番の人気カードが偶然映っていた。思いは叶う。

やっぱりスゴイ。

そのスゴイ選手の中でも一際輝く選手がいる。

上のまた上がある。



○積小為大

辛くければ、練習する、稽古する。自分を決して卑下しない。なさけなく思わない。

人は人、時には自慢する人がいる。比較しない。自分は自分、しっかり稽古する。

録画した情熱大陸を何度みても「涙のパット。」はじ〜んと胸にくる。


○源。

どんな人にも源がある。

師匠の石原先生に追いつきたくて、池坊を始めた。

デザインや実際の現場を何度も一緒した時より、

今の方が、よく見えてきた。

でもまだまだ。

源を探すと上手くなる。
















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すごい一日  

昨日は一日東京で展示会のはしご。

家に帰って、万歩計を見ると、17000歩歩いていました。

太ももがパンパンになるはずです。



展示会は、すべてが参考になるわけではありませんが、

たいてい3つくらい、参考になる仕入先やデザインがあります。


コストと時間を考えると割りに会わないかもしれませんが、

でも、地元を離れていろんな物を見ているうちに、物も見方が客観的になり、

自分自身をも客観的にみるので、すごく良い体験です。


帰りは同行した、親友で木工屋さんのHさんと上野で下車。

アメ横街にある山手線の真下にならぶ、安い露天の屋台で反省会。

この歳になると、東京駅や銀座のオシャレなお店より、ず〜と幸せを感じます。


あ〜 し、あ、わ、せ、に浸っていると、

こんな時に限って、お客様と業者さんから、携帯に10本近い電話がかかってきて、Hさんに悪いことしました。


その後、まだお楽しみの残っているHさんを残し、電車に乗って帰宅。

充実したこの一ヶ月。自分自身へのぼほうびの上野の夜でした。


そして一夜明けの今日。

現場5件同時進行。

打合せ3件。


この道20年で初めて、契約の場に契約書を忘れる失態。

さらに、車で走っていたら、子供が飛び出してくる。(お母さんが私に大謝り)

提案させて頂いたプランが、あまり評価が良くない。

業者さんの対応が悪く、ぷんぷん。

とすばらしく、より充実した一日となりました。


仕事はたくさん残っていますが、今日は早めに切り上げ、

生花を習いに行きます。

今日は今日、明日は明日。


「明日は私の見方」

上田桃子さんの涙のパットのように、

悔しければ、もっと生花を生けられるように、楽しんできます。


つらくても、悔しくても、自分を卑下しない。人をうらやまない。

きっと明日はいいことあるさ。


























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あやしい日記  

みなさん日記を書いていますか?

飽き性の私は、なかなか続きません。


今マイブームの山本一力さんのエッセイを読んでいると、

池波正一郎さんのやはりエッセイに、「その日に食べた物を書いておくと、

後でそこから関連付けて何があったか、思い出す。」というのを読んで、

日記を書くようになったそうです。


早速、朝家内に「昨晩何たべたっけ?その前の晩は?」と尋ねていくと、

「なになに、何あやしいことしてるの?」と日記かわりの日誌を覗き込んできました。


でもかわいいですね。

作ってくれた献立を言っていくのですが、

「○○、××、△△、新米!」

最後に「新米」まで出て来て、とちょっとでも、おいしくしようと、徐々に熱が入っていきます。


今晩は一品増えるかな?と期待してしまいますが、

毎日私と食べ盛りの三兄弟の食事を手作りしてくれているので、

無理すると申し訳ないなので、これからはこっそりつけます。


でも仕事で外食した時はひ・み・つ。

お〜とダイエット中だった〜。











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