名脇役  

昨晩から次男が3泊4日で学校の冒険教室でお泊り。

関係ないはずの三男が、今日はとても朝から目覚めが悪い。

布団をはがすと、こっそり隠してあったDSが出てきました。


三男のDSは三週連続塾の宿題を、遊んでしまって終わらなかったので、

お取り上げの刑の執行中。

昨晩2階で妙におとなしいと思ったら、いないことをいいことにお兄ちゃんのDSで、遅くまで遊んでいたようです。

更に、いつもは朝ごはんの席の取り合いをする相手がいないので、たいへんおとなしい三男でした。

今の中学は、修学旅行以外でも3泊するんですね。

宿泊先でうまくやっているか心配です。


うちの子供たちは、本当に子供らしい子供。とある習い事の先生から言われるほど、元気でひょうきんです。


家の中では大あばれしているのに、目立つのが苦手の恥ずかしがりやです。

誰に似たのか、クラスや係りの委員も殆どしたことがありません。

(家内は小中と学級委員をしていた様ですが、わたしは・・・)


でも、運動会などに行くと、個性が出るようで、しっかりリーダーシップをとっている大人顔負けの子供達もいます。

でもそれって生まれつきや、家庭環境によって違うので、教育してどうなるものでもありません。

社会人でも人前で話すのが、とても上手い方がいて、止めるまでいくらでも話せる方も知り合いで大勢います。

大人の私でも、今更そんな風になれるわけではありません。


ところで皆さん、笹野 高史ってご存知ですか?

ぱっとわかる人は本当に通です。

映画や時代劇に出てくる役者さんです。

「武士の一分」で主人公の奉公人役や

釣りバカ日誌で鈴木社長の運転手役をやった人と言えば思い出すかもしれません。


寅さんでも、露天商中の仲間役で、目立たなかったけれど、じ〜と脇役を続けてきた役者さんです。ほんとに長い間下積みを続けてきた方でしょう。

顔をみれば必ずわかるすごく芝居がうまく、味のある俳優さんなのに、名前が結びつかない。


人は10代の頃はスーパーヒーローやお姫様を夢見たり、20歳前には歴史の本を読んで坂本竜馬や織田信長など戦国武将にあこがれたり、

古くは矢沢永吉のようなロック歌手や今でいうバンドを組んだり、アイドルかモデルで有名になりたいとオーディションを受ける人もいます。

そりゃあ、どうせなら、舞台の中央に立って、スッポトライトを浴びたいのは人間です。

でも脇役として超一流になる道もあることは確かです。

ふと、本屋テレビなど見て、そんな脇役達のすばらしい芝居や技術を見る大切さを最近考えます。

森信三先生は人生のうち読書が大切な時期が2度あると言います。

中学生から高校生の頃、自分の人生をどう生きるか考え夢見る時期。

一生のうち山の頂にたった40歳の頃は、人生山の頂上に立ったように、今までの人生高いところから見下ろすように、自分の力が客観的に見えるようになり、

これからの一生もある程度想像がつく。その時も本を読む大切な時期。

主役で生きようとして、なれなかった。

でも、もって生まれた性格もある。

運もなかったかもしれない。

好きさでは誰にもまけないが、その面だけ才能はなかったかもしれない。

でも人には自分が気付かなかった能力もある。

一生主役になれなくても、スポットライトを浴びなくても、最高の技術をこつこつ身につけていく。

笹野さんが、今年日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞をとってガッツポーズを決めているシーンは、他の主演賞を取っている役者さんより、はるかにかっこ良かったです。

外構やガーデニングの仕事は新築が主役とすると脇役かもしれませんが、同じですよね。

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