箱根  

ひさしぶりの箱根は雪でした。

半年前から予定していたイベントへの参加は、仕事がちょうど集中している最中での強行日程。

お客様にご迷惑をお掛けして申し訳ありません。

頼れる職人さんたちに仕事を任せ、4時間かけて行って着ました。

それは私が、6年前に参加した青年塾の10周年大会でした。


名前から怖い団体のイメージですが、そうではなく、

元松下政経塾の塾頭をやられていた、上甲晃先生の勉強会が、今年で10期生の卒業式になり、お祝いの記念を兼ねて開催されたものでした。

(詳しくは、http://www.kokorozashi.net/

10周年を記念して、塾生OBの志の実践の自らの体験を発表する機会があり、指名を頂いていました。


毎年70名ちかい20代30代の男女が全国から集まり、一年間かけて研修をします。

その中のOBが10名選ばれそれぞれ10分の間で、卒業後の実践を発表する時間があり、その内の一人になりました。

私でいいのか不安で、一度お断りしたのですが、ありがたいことに、皆さんの承認を得て発表させて頂きました。


人前で話すのが大の苦手の私は、もう緊張しっぱなし。

事前に一番最初だけはやめてください。とお願いしたのに、連絡が届いておらずトップバッターでした。

これも縁というか、運命と観念。

400人近い人の前で離すだけでもたいへんなのに、流れを決める最初は相当プレッシャー。

発表は土曜日10日ですが、ありがたいことに、仕事が重なり、やっと月曜から準備スタート。

なんとか木曜日に原稿がかたまり、練習開始。

木曜の晩には家内の前で、練習。なんとか規定の10分でまとまり、翌日の金曜日は午前中仕事をして、午後から会場の箱根入り。


【実況開始】

その日は、夜の9時まで会場の準備のお手伝い。

会場内を歩いているうちに、俄然緊張のボルテージが、前日にも関わらず、100%状態まで高まり、頭が真っ白に。・・・

こ・こ・こ・これでは当日の発表も頭が真っ白に。

更に、他の塾生に発表を聞いてもらったら、日光の手前、いまいちの様子。

こ・こ・こ・これから原稿の変更は絶望的。緊張状態が150%に突然上昇。

(私の場合、原稿を一度で頭の中で最初から最後まで言えるまで、何度も何度も繰り返し暗記します。まる暗記でなく、およそ暗記。木曜から金曜まで10回以上繰り返しました。)

ぜ・ぜ・ぜ・絶望が急に胸に到来。

け・け・け・携帯電話で家内に電話。

れ・み・ふぁ・そ・ら・し・でなく

「ど・ど・ど・どうしよう。俺もうだめだ」


とにかく、会場設営が終わり宿舎に戻りました。

緊張で夕食の弁当を半分残す。

他の塾生から、「残したら、あかんな〜・・・・」

「・・・・・」


6人部屋のコテージにもどり、皆さんは酒盛りの準備。

しかし、私は明日の準備で、もう舞い上がり真っ最中。

「練習しなくては、」と言うと皆さんそれぞれの寝室に戻り、協力してくれました。

ごめんなさいね。

明日の打ち合わせミーティングもキャンセルさせてもらい、原稿に向かう。

12時近くなってもまとまらず。

もう、原稿どころか、気持ちが舞い上がってしまい、何もできない状態に。


そこで同部屋の塾生の辻さんにタイムキーパーと内容の確認をお願い。

いろいろアドバイスをもらい夜中の2時半にやっと終了。緊張状態が100%まで下がる。

もっと練習しよと思いましたが、「もう休んだ方がいいですよ」とのアドバイスに、布団の中に入りました。

しかしながら、うとうとしながらも、殆ど寝られず、徹夜。

「いや、うとうとしながらも寝た。と自分に言い聞かせ、」当日の朝を迎えました。


朝から緊張状態。部屋の中をそわそわ。周りの人も気遣って私に話しかけず。


そして集合場所へ。

上甲塾長に挨拶。「発表期待しているよ」と背中をたたかれる。100%緊張状態が150%にアップ。

となりにいた、熊本男児・正厳寺さんが「塾長、橋本さん昨晩一睡もしていないのですから、プレッシャーをかけないでください」とフォーロー。緊張バロメーターは100%に戻る。

出発間際に、塾長から「うまく話そうとしないで、自分の伝えたいことを素直に話せば、大丈夫。必ず伝わるから」とやさしい言葉を頂きました。緊張状態が100%を切り、80%へ。


いよいよ式典始まる。緊張が再度100%に。

一分ごとに緊張度が1%づつあがり始める。

上甲塾長の講話。話が半分しか入らず。

「10周年記念にふさわしい、すばらしい会にしたい」という部分だけ耳に入る。

緊張度200%に急に跳ね上がる。

次に、毎年参加いただく、イエローハットの創業者鍵山秀三郎相談役の講話。

緊張が300%状態に、講話が全く耳に入らず。


トイレに行きたくなり、出入り禁止にも関わらず、発表までに4回行く。

幾たびに10%づつ下がるも、何も出ず。


休憩時間になると、遅れて来た同期の塾生たちが、「橋本さんの話を聞きに来た」「橋本さんの話に間に合うように来た」「橋本さん、楽しみにしていますよ」と何人もの人に声を掛けられるたびに緊張度100%アップでつい1000ポイントに到達。

もう人間状態にあらず。塾長のところへ行って、「無理です」と言いにいく寸前状態。

なんとか、踏みとどまり、発表前最後の休憩時間が終わる。


もう一度原稿を読んでみる。


いよいよ、司会者がすばらしい、挨拶をされる。

発表者だけが、準備の席に座る。

そして私の紹介がながれ、私の名前が呼ばれる。



























































































0




AutoPage最新お知らせ