23年間  

昨晩NHKの番組「その時歴史が動いた」を見ました。

あの戦国武将武田信玄が家臣を統一するのに、長い年月がかかった。という話です。

武田信玄と上杉謙信というと、戦国武将では双璧で、あの信長さえ彼らが生きている間は、へりくだり、戦いを避けたと言われています。

そんな印象で言うと、若い頃から人身掌握に長けていたと、思い込んでいました。

しかし、信玄も、最初は部下が全く言うことを聞いてくれず、かの有名な史上最強の騎馬軍団を作るのに、志してから、23年もの月日がかかったそうです。

家臣団が、信玄の父親があまりにも厳しい人だったので、(いろいろ説がありますが)
その時21歳で遊びほうけていた、息子の信玄をかついて領主にします。

領主になってもその行いは変わらず、敵に攻め込まれてしまいます。

戦に出ていっても、家臣たちが、自分の領地を増やしたいだけのためだけのものでした。

彼が30歳の頃、言うことの聞かない家臣団のため、自らも傷をおう負け戦をしてしまいます。

このままではダメだと、甲州法度という法律をつくり、家臣を統制しようと思いますが、人によっては、自分の領地では法外だという、お触れを出す家臣もいたくらい、言うことを聞いてもらえなかったようです。

その後23年の月日をかけ、家臣をまとめるために、戦をして、領土を与えたり、戦場でで感謝状をあたえ、褒美を与えるなどして、ついに最強の組織を作り上げます。

どのような組織でも、最初からリーダーシップを取れるとは限りません。

理屈で人がついてくるわけでは決してありません。自ら動かないと誰もついてこないでしょう。

自分より年上の部下もいるでしょう。リーダーより経験が多い場合もあるでしょう。

思いや情熱があれば、お金がなくても大丈夫なわけではありません。その人たちも家族を養っていかなくてはいけません。

自分だけの話をしてばかりいると、部下は本音を言わなくなるでしょう。

組織を変えるだけでなく、自らも変わっていかなくてはならない時もあるでしょう。

あの信玄公でさえ、23年です。

本や映画ではすぐに話は解決してしまい、50年の人生が本では1日どころか、テレビのダイジェストで1時間で理解したつもりになっています。

物事の本質、やその背景をしっかり見る。

一瞬でわかったつもりになるのが、最も危険ではないか。

そう思う番組でした。













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