ぴたり  

先日体調が悪く休んでいた時、浅田次郎さんの「壬生義士伝」を読んでいました。

皆さんは映画を見る場合、原作を読んでから映画を見ますか?

それとも映画を見てから本を読みますか?

最近では、「ダビンチコード」や「世界の中心で愛をさけぶ」など両方ヒットした作品があります。

壬生義士伝は何年か前に、映画をDVDで見たのが最初です。

今の岩手県の南部藩出身の主人公が家族を養う為、脱藩します。

藩校の教授、剣の腕は免許皆伝という、すばらしい人材なのですが、足軽という身分で家族を養う収入がなかったのです。

彼は家族を養う為、当時最も恐ろしい殺人集団、新撰組に入り、人を切ってはそのお金を家族に仕送りします。

守銭奴とバカにされても、仲間と遊びにいかず、いつもよれよれの身なりでした。


彼の生き様を描いた作品なのですが、私が映画の中で最も泣けたところは、その息子の最後の結末でした。

息子は生きて欲しいと願ったにも関わらず、彼もまた、負ける、死ぬと分かっている戦に義のため、南部侍として出ていきます。

小さい頃に分かれたにも関わらず、父親を理解し、志を受け継ぐのですね。

私にも、息子が3人いるので、もうそのシーンは涙が止まりませんでした。


浅田次郎さんは原作で、その親子の処し方こそ男の生き様だと言っています。

どんなことがあっても、家族を守り抜くことが男の生き様だ。

巧妙を上げることなんか考えるな。


時代がことなり、生き様に生死をかけることは少ない中、

どれだけ生きることに本気になるか。

そして、その姿が子供に伝わるか。


息子を持った幸せと、本当の生き様を教えてくれる作品でした。

一緒に遊んであげる。時間を子供のために使う。

何かを買ってあげる。お金を子供のために使う。

塾に行かせる、習い事をさせる。

など、物と金と時間を使うことで、子供と向き合うことで安心してしまう自分がいます。

しかし、それ以外でどう子供達と付き合っているか。


映画と原作は、私の印象ではかなり違っていました。

男性の方、是非読んでみてください。










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