スピーチ  

今まで仕事がらたくさんのスピーチをしてきました。

人前で話す職になると、機会は定期的になり、ますます増えていきますが、

関係なくなると、まったくする機会もなくなります。


ある結婚披露縁でのすばらしいスピーチを伊藤肇さんが紹介しています。

「寸善尺魔というごとく、人生は一寸先が闇です。

今こうして結婚式をあげ、さだめし、新郎新婦は幸福の絶頂にあるでしょう。

だが、いつ茨の道が展開するかもしれません。

しかも、長い人生には一再ならず、何度も壁にぶち当たるでしょう。

そんな時、その生涯を打ち破るおまじないをこの坊主が教えて進ぜよう。

それは『窮スレバ即チ返ジ、変ズレバ即チ通ズ』という易経の言葉です。

窮して、窮して、窮して、窮乏のどん底に落ちたとき、必ず何処かに変化を生じます。

そして、その変化がおきたときには、既に通ずる道ができているのです。

そのことを肝に銘じておかれるよう・・・・」

結婚式では禁句がるほど、明るい話題をするのが普通ですが、

たいへん感動した話だったと取り上げています。



今まで仕事でたいへん多くの方とお会いしてきました。

若い方、年配の方、年齢にはあまり関係ありませんでした。


それまで数多くの経験の中に真剣に生きてきた方の笑顔は違うのです。

それは、その人がどれだけ成功してきたかとは違います。


皺の奥の笑顔はいちばん間違いがありませんでした。

苦難を前向きに取り組んだ人だけのあたたかさ、やさしいさが、伝わってきした。


年配の方で、たいへん成功した方から、信じられない言動を聞くこともあるし、
逆もあります。

若いかたでも、とても魅力的な方もいました。


人は苦難に向き合った数だけ、心が成長するのではないでしょうか。

でも人は自ら、苦難に飛び込む勇気がありません。

でも予期せぬ運命に出会った時、向かうのか、逃げるのか。


なかには、家庭環境がよく、うらやむ様な人生を送っている人もいる。

しかし、人は比較するから不幸せになる。見た目ではありません。


人はなかなか変われません。

頭でわかっても、自分に甘えがあるかぎり、行動まで変われません。

むかしの、栄光を捨てきれません。


窮すれば、窮すれば、窮すれば。

本当に窮しなくてはならない。余裕がなくなるまで。

「窮すれば変ず、変ずれば通ず」

その言葉の意味がスーと入ってきた時、未来は明るく、決して諦めてはいけない。


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石原デザイン
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