魯山人  

美の坪という番組があるの御存知ですか?

谷啓さんが登場し、工芸品を紹介し、その良さや見分け方を初心者にもわかるよう教えてくれる番組です。

私はこの番組が大好きです。

以前みることが出来たときは、盆栽とアールヌーボーでしたが、タイトルの坪というとおり、楽しく鑑賞できるコツをビビビっと学びとることができます。

昨晩は、魯山人という陶芸家の特集でした。これまた本当に面白かったです。

途中からしから見られなかったのですが、「魯山人の特長のひとつに全ての作品でコピーでないものはない。」という発言でした。

もちろん盗作という悪意のある意味でなく、オリジナルは今までのすばらしい作品をたくさん見て新しいものを創造していく。(目養い)大切さを番組では取り上げていました。

たとえば織部焼きでは、その特長である緑ゆうという緑色上薬の色使いは同じにします。

でも常識である、表面のつるつるをわざと石を使ってざらざらに仕上げ、たり、土をより丈夫な信楽焼きの土を使って感じを変える。

そうすることによって、ずっと織部をやっていた人では考えつかないやり方で、よりその上薬の緑を生かした作品を世に生み出したそうです。

私は今までさまざまな発想や愛ではは、オリジナルと言っても、実際はさまざまな作品の組み合わせだったり、模倣の延長で、そこから作者の発想を付け加えたものだと、ある本で読んだことがあります。

でもこんな具体的にオリジナルの出来方を理解できたのは初めてでした。

陶芸家で類稀なくらいすばらしい先人の作品を集め、古典から学ぶ目養いの大切さを教えてくれた魯山人。

物を真似る。でも大切なのは、その何に焦点をあて、何を取り上げたか。がオリジナルを作る。

興味のある方はNHKのホームページをどうぞ。




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