別れ  

もう8年近く付き合っていたメーカーの営業マンがいました。
「毎年そろそろ転勤だね?」と冗談のように話ていたのですが、
ついに転勤すると挨拶をもらいました。

今まで建材の卸をやってたのですが、給湯器というジャンルは
水道工事屋さんのルートで、材木系では扱っていませんでした。
実際自分らもメンテナンスや取り付け工事までできないので、
売れないと思い込んでいたのです。それまでは結構故障が多く、
すぐ修理できる水道屋さんルートの設備屋さんが販売していたのです。

人は第一印象で決まりますよね。
転勤してからも、お付き合いしている人は、必ず初めて会ったときの
ことを覚えています。
彼とは最初から印象がよく、取り組んでいけるなと感じていました。

私も30そこそこでしたので、「社員のやっても駄目」という意見に
耳を貸さず、思い切って5台や10台単位で購入しました。

さて結果はどうだったでしょう。
それが結構売れたのです。
1他の建材店では扱っていない商品なので差別化になったこと。
2設備問屋さんでさえ、あまり在庫していないのに、いつでも手に入り
 現場に間に合う。
3競争が少ない商品だったので、台数割引で安くしたら、かなり売れた。
4彼の勤めるメーカーは地元のC社さんと違い、365日メンテナンスが
 あり、もともと故障が少ないので安心だった。
5営業の彼のバックアップがあり、同行販売も好調だった。

という理由で結構、わが社の人気商品になったのです。
今のいい給湯器は安いシステムキッチンと実は値段が変わらかったのです。花形商品に目が行くと、競走が激しく、利益も手間もかかります。

あとあとわが社の営業も認めざるを得ないようでした。

確かにやったことがないことをするにはリスクがいります。
あまりシュミレーションしても、何もしない結論に終わってしまいます。

でも、ヒフティーヒフティーだったら「する」「しない」を選ぶなら
もしかしらた、思っていない理由や、思っていなかった違う方向で
成功する可能性があるので、「する」ことに決断できる
勇気を持ちたいな。と思います。

でもその決断を後押ししてくれるのは、やはり人との出会い、「縁」
なんですね。

伊豆田さん長い間お世話になりました。いろいろ心配かけてすいません。
転勤先でもがんばってください。さびしいですが、これも人生。
元気で。
 

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