山本一力さん  

ある時時代劇作家の山本一力さんのコメントをテレビで聞いたことがあります。

「本当にどん底まで落ちて、そこにいても答えがない。そこから這い上がらない限り、答えは見つからない。」

あきらめるのは簡単。放棄するのも簡単。

初めて山本さんの小説「蒼河」を読みました。
貧しい大工夫婦が、借金に苦しみながら、
お互い、せめてかなわないかもしれないが、夢を持って
生きていく話です。

その短編集で山本さんの話はハッピーエンドでは終わりません。
いや悲劇でもありません。結果が出ずに希望を持たせて終わります。

大切なのはゴールにたどりつくことではく、一生懸命目的地に
向かって、がんばること。その中で、夫婦、家族、身内、友人
中には敵まで、応援してくれるようになる。それも思わないところから。

その人の人生経験、人生観が表れたとても素敵な作家でした。
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