スープ  

昨日の情熱大陸見ました?

結構期待して見ても、つまらなかったりするのですが、

昨日の辰巳芳子さんは感動しました。

涙がでてきました。

感動するのって、その人の活動、仕事を感動するのでなく、その人の仕事に打ち込む真剣さ、一生懸命さに涙するんだな。そう感じた番組でした。

今回は81才の女性料理家のドキュメント。自宅でおこなう教室は3年待ちです。

昔見た植物学者の宮脇昭さんもそうですが、年配の方がでると、必ず感動します。

たとえば、物を温める場合、ガスを使うのでなく、自分の肌でその体温で一生懸命温める違い。

ガスの量を調整したり、石油や電気を使い分けたりするのでなく、冷たければ、汗をかき、時間を使って手間をかけて温める。

ふとテレビを見ながらそう気付かせてもらいました。

スープをていねいに造るその姿にいつの間にか涙を流していました。

煮干からダシが取れないようでは、男も女も失格。

私も指で数えるほどしか、やったことがありません。

番組の途中、お料理教室の途中、ある生徒が、「忙しい朝、にぼしの粉を使って、簡単に作ってもいいのですか?」という質問に、

「だからダシは簡単に作るものではないから、あらかじめまとめて作っておきなさい。くどいほど言っているのに、何を聞いているの。待っている他の人に席をゆずりなさい」顔を真っ赤にして怒ります。

スープを作ることで、ていねいに作る大切さ。食は命につながっている。本質を伝えようとしているのに、表面上のスープつくりの方法だけを勉強しにきているような質問に感情的になったのでしょう。

30代の頃、結核で大切な時間を失ったこと。
液状のものしか食べられない、父親のため、いかに栄養のあるスープをつくるか、彼女の背景にあるのでしょう。

彼女は湯布院で各ホテルの料理長を集めて、料理教室をおこないます。
そこで最後に彼らにいいます。

お料理を極めるほど、欲がなくなる。食べる人に良い者を作ろうとする。
それは世の中の人にとっていいことだから、料理をつくることはいいことだ。

自分の今の仕事を通して、何をしたいのか、何を伝えたいのか。

これからはそのことが最も大切な時代なのかもしれません。




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