今年もこの日が来ました。思い返せば二年前の今日、やぐら仲間の突然の訃報に心痛めた記憶が蘇ってきました。
思い返せば"牧祭さん"とは当サイト内の掲示板を介して知り合い、初めてお会いしたのが平成15年3月22日土曜日、笛吹きオッサンさんと3人で泉佐野市の"カラオケ121"にてお会いしたのが最初でした。3人とも酒呑みなのですぐに意気投合、楽しい時間を過ごしました。当初、牧祭さんは中学生時代のトラウマからやぐらを曳いておられませんでしたが、いつからか忘れましたが法被を着て保存会に所属し、本当にやぐらを楽しんでられました。
特に印象深かったのが平成21年、牧野が46年ぶりに信達神社へ宮入りするとの話でとても楽しそうにお話されてたのが想い出深いです。当然、僕も写真撮影班として4時起きで足を運びました。
その牧祭さんとの晩酌交わす詰所が和泉砂川駅前の"居酒屋やぐら"。牧祭さん亡き後は足を運ぶ機会を失ってしまいましたが、また機会あれば是非とも牧祭さんの話で一杯交わしたい居酒屋です。
先日も諸用で信達地区へ行った際、牧祭さん宅経由で車を走らせたのですがその歳月の速さに驚くと同時に、未だに忘れられない思い出ばかりで胸が詰まる想いでした。今日も堺市・長承寺だんじり新調入魂式で半田さんとお会いした際にも「あれからちょうど2年かぁ…」って話してしまいました。
ただ、この1年間で前向きな話もあり、牧祭さんのサイト
「信達秋祭り」が管理人不在でいつ消えてもおかしくないと言う一抹の不安の中、事情を説明しFC2さんの特別の計らいで何とか牧祭さんの「宝物」である「信達秋祭り」を維持できる方法を見い出せたのです。私よりひと回り以上年上だったにも関わらず私の事を大切にして下さった恩返しに、牧祭さんの宝物だった「信達秋祭り」をどうにかして保存できた事が私にできる唯一の恩返しだったと思います。
ただ私にできる事はここまでで是非とも牧野関係者様、もしくは信達関係者様に後継の「管理人」として故人の宝物を維持・継続してもらいたく思います。 m(__)m ともあれ最後に改めて哀悼の意を表します。

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