今回は、「玉縁風ランニング」の縫製です。
@裁断します。
玉縁用の生地(黄色)は、約幅1.5cm長さ20cmぐらいを2本用意しました。
幅も長さも実際必要な寸法より多くしてあります。理由は、後ほど説明します。
A片方の肩を縫います。
B玉縁用の生地の端と身ごろの端を合わせます。
端から2〜3mmのところを縫います。

ポイント

R(丸み)のところは玉縁用の生地を伸ばし気味にすると仕上がりがきれいだよ

縫い付けたところ(表側から見てます)
C身ごろと玉縁用生地の端=出来上がり線
出来上がり線を包み込むようにします。(裏側から見てます)
D身ごろと玉縁用生地の縫い目から1mmぐらいのところにステッチをかけます。
EA・Bの不要な生地を切り取ります。
身ごろを切らないように気をつけてね!

ポイント

全てのミシンに当てはまらないと思いますが、細かい部分や厚みがある場合に上手に縫い始まらないことがあります。そのような時は、”A"のように出来上がりより多めにして縫い始めるとスムーズに仕上がりがきれいになります。
F残りの肩を縫い、両方のアームホールにA〜Eの手順で縫います。
G両脇と裾の処理をします。
長くなってしまいました。
お疲れ様です。出来上がりはこんな感じです。

今回使用したニット生地は”ほつれ”が出るので、ロックミシン処理をしなきゃだめかな?
でも、ニット用ロックミシン糸・ウーリー3本(ロックミシンは最低3本必要なのです

)を色事に揃えるのは無理があるし・・・
ロックミシンをかけても伸びがないとニット生地の意味がないし・・・
玉縁風じゃなくて玉縁処理にもトライしてみたい、厚みが気になるけれど・・・
わからない点がありましたら、お気軽に”コメント”にどうぞ


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