熱海殺人事件京都公演に3日間通いました。
初日は夜公演、2日目は昼公演、3日目も昼公演という観劇スケジュールでした。
体力的に少しキツかったー(笑)
でもしんどいって言えない。
そんな素振りを少しでも見せようもんなら家族からツッコまれるからね(苦笑)
だから栄養ドリンクを飲みながら過ごしただよ(笑)
なんでも飲んだよ。
ユンケル、ハイゼリー、ロイヤルゼリー、ビタミン、香酢〜、ブルーベリー、青汁、などなど・・・
どんだけ〜〜〜〜〜(笑)
京都まで家から約1時間30分余りの旅。
経由駅がオバがOL時代8年間勤務していた会社がある駅。
懐かしいなぁ。
三越もなくなって、勤務してた会社も梅田に移転してしまったけど、ここに毎日通ったなぁ〜って感慨深く思いながら京阪電車に乗り換える3日間でした。
家族に怪訝な目で見られながらの3日間(笑)
金ちゃんに心揺さぶられた3日間
南座と家の往復だけで精一杯な3日間。
お蔭でとても集中して熱海の世界に入り込めた3日間でした。
では感想といえるかどうかは分からないですけど、3日間3公演を観て感じたことを記します。
3日間ごちゃ混ぜになります。
その日その日覚えてることは個別に書き出していくようにします。
自分の解釈に間違ってるところがあるかもしれないけど、自分が素直に感じたことを書きますね。

熱海殺人事件 京都南座公演
つかこうへい作
錦織一清演出
木村伝兵衛 錦織一清
大山金太郎 戸塚祥太(A.B.C-Z)
熊田留吉刑事 逆木圭一郎
婦人警官 黒谷友香
2013年7月26日(18時30分開演)
2013年7月27日(12時開演)
2013年7月28日(12時開演)
上演時間は2時間10分
26日はカテコ4回
27日(昼)は3回
28日(昼)は5回・・・だったよね。なんか多い気がしたもんで。
幕が上がるとしばらく金ちゃんは出て来ません。
伝兵衛が電話で事件のことをまくし立てております。
警視総監に連絡事項を述べてるのかしらん。
伝兵衛が煙草に火をつけた途端、白鳥の湖の曲が流れる。
膨大な量のセリフをがなる伝兵衛。
激高する時は曲が爆音になってました。
熊田さん登場。
婦人警官の黒谷さんも登場。(水野って役名だったかな)
3人で自己紹介がてらなぜかベースを演奏する熊田さん。
ベースの裏にデカく『貧』と書いてある(笑)
熊田さんの育ちを表しているらしい(笑)
曲名は『スタンドバイミー』
黒谷さんはトライアングルを楽しそうにチンチン鳴らしてました。
ニッキは黒のエレキギターを弾くかと思いきや弾きません(笑)
1日目は伝兵衛の声がガラガラで可哀想でした。
2日目昼からはちゃんと出てました。
3日目昼の最初の方は出てましたが後半ちと苦しそうだったな。
ずいぶんと声、酷使してるもんね。
あの膨大なセリフの量でのやりとりは迫力ありました。
出演者紹介のシーンでやっと登場したトッツー、いや、大山金太郎!
会場の雰囲気がパッと明るくなった気がした。
いや〜この魅せかた最高です、錦織さん!
まるでスーパースター扱いだったよ(言いすぎかww)
赤いバラを一輪持ちながら舞台上手客席最前列前から登場。
見覚えのある赤のジャージ上下に白のスニーカー、赤いキャップ(アロハのロゴ入り)を目深に被りサングラスをかけています。、キャップのツバの裏には黒マジックで大きく大山金太郎と記してあった(笑)
紛れもなく戸塚祥太の直筆だった(笑)
ハンドマイクを握りしめ唄う戸塚祥太(金ちゃん)
最前列前を横に歩きながら唄う。
下手方向に来た時、花道があって花道向こう側の客席まで花道の下(トンネル)をくぐり抜けながら唄う戸塚祥太(金ちゃん)
向こう側の最前列のお客様にも会釈してらした律儀なお方だー(笑)
またまた花道の下をくぐり抜け元に戻り通路4列目まで進み行きながら唄う。
そこらへんに座ってた御婦人に、持っていた赤いバラを差し上げていました。
1日目は投げチューはナシ。
2日目はあり。
3日目もあり。
1日目と2日目は『シェリー』を唄った。
3日目の昼は『Forget-me-not』を唄った。
夜には『シェリー』に戻したらしい。
Forget-me-notはシェリーと同じ尾崎豊氏の作品なのだが、昼に唄うには声がキツかったように思えた(笑)
高音キツかったろートッツー(笑)
前髪横分けしていて、富士額がピカピカしていてとても綺麗でした。
耳から襟足にかけての肌質がよく見えた。
(どこ見てるねん!)
質感まで分かるくらいクリアに見えた。
(そやからどこ見てるねん!)
そこだけガン見したい気持ちをほどほどに抑え、綺麗な顔をガン見することに。
自己紹介の登場シーンが終わります。
それからほどなくして錦織カンパニー(演者以外)の方を人質にとりながら犯人大山金太郎が花道を通って登場します。
そのカンパニーの方たちとコントのようなお芝居があります。
ここでは金ちゃんが発砲するシーンがあるんだよー
発砲したのは3発!
発砲した弾をいちいち独自の方法で避けるカンパニーたち。
ある者は素手で、ある者は長い棒で、ある者は頭をぶち抜かれてるにもかかわらず口から弾が出て来た(笑)
これには金ちゃんもお手上げ状態。
少しばかり花道を使ってのコント芝居とメインステージを使ってのコント芝居が続く(笑)
初日は様子を窺っていた金ちゃんも3日目には慣れてきたのかずっと笑ってたぜ(笑)
自分たちの新曲Walking on Cloudsを宣伝してもらって上機嫌な金ちゃん。
1日目は『うぉーきんぐ おん くらうど』って言ってたんだよー(笑)
2日目からは、ちゃんと『うぉーきんぐ おん くらうず』になってたので良しとするぜ(笑)
錦織さんたちメインキャストがステージに登場。
初めての地方公演ということでカンパニーを使ってのコント芝居を演出したそうです。
お前ら楽しそうだな〜って伝兵衛さんに言われてました(笑)
花道をのびのびと使いやがって!とも言われてました。
そこから本題に入ります。
同郷の幼馴染アイ子を殺した犯人 大山金太郎を取り調べる伝兵衛たち3人。その取り調べのなかでアイ子と金太郎のストーリー、伝兵衛と水野のストーリー、熊田と故郷に置いてきた女ユキエとのストーリーが合い混じってとても切ないストーリーに仕上がっていきます。
劇中に使われた曲がすべてすごくよかったの。
若い時によく聴いてた曲もたくさん使われていた。
錦織さんが選曲したのかしらん。
すべてどこか物哀しくて、せつなくて、その曲たちを聴くだけで舞台のシーンが次々と蘇ってくる。
こんなに胸が痛むのは、曲とお芝居とがピッタリ合ってたからだよね。
それと熱海殺人事件の世界にちゃんと入り込んで観ることができたからだとも思う。
金ちゃんの無垢な想いが報われないせつなさ
金ちゃんの無垢な優しさが狂気に変わっていく哀しさ
大好きな人と海辺に行くのに一張羅のロンドンブーツとパンタロンを身につける金ちゃん。
その恰好が都会ではどれだけ浮いていようと、周りの人から怪訝な目で見られようと、海辺の砂浜にどれだけ足をとられ歩きにくかろうとも、自分にとっての勝負服を曲げない偏屈な美学を貫く金ちゃんのことを戸塚祥太という人間と重ね合わせて観てしまっている自分がいつの間にかいたことも事実で。
これが錦織マジックなのかなって思ったり。
『バスストップ』
平浩二さんの名曲です。
熊田留吉さんが唄うと見せかけて・・・
黒谷さんが黒のイブニングドレスで登場しながら唄います。
途中からトッツーも唄います。
原曲知らん時代に生まれたトッツーが熱唱してます。
懐かしい曲なのに、黒谷さんのおきゃんな歌声とトッツーの若い歌声で奏でるこの曲がとてもファンキーに聴こえた(笑)
アイちゃんのことを刑事たちからブスブスと罵られ、『アイちゃんのことをブスブス言うな!』『僕にはいい女だったんだ!』と男らしく言い放つ金ちゃん。
『海が見たいと言ったのさ』
『涙こらえて言ったのさ』
『肩を震わせ泣いたのさ』
『1人で見るのが怖いから一緒に見ようって』
ここの金ちゃんの東京弁がとてもわざとらしく、棒読みに聞こえたのは、長崎弁でしか自分を語る事の出来ない金ちゃんの精一杯の話し方だったと思うんだよね。
金ちゃんの供述があまりに面白味に欠けるのでいったん取調室から熊田さん以外いなくなります。
ぐふふふふ
ここで金ちゃんの喫煙シーンでしょー\(^o^)/
熊田さんが1人で話してる隙に金ちゃんが喫煙しまーす(^^)v
その瞬間、私の周りのオナゴらはいっせいに双眼鏡を構えました(笑)
分かりやすい・・・(笑)
そんな近場から双眼鏡〜〜〜〜〜〜〜?と思いながら自分もキッチリ双眼鏡を構えた(笑)
煙草を取りだし口にくわえ火をつける。
ホッペがペコッと凹むくらいに吸い込み、目を細めながらそのまんまくわえ煙草で上を向く金ちゃんのなんと見目麗しいこと!(*^。^*)
引き出しから勝手にお水のペットボトルを取りだしキャップを空ける。
口にくわえた煙草を指で挟んで口から離し、ペットボトルのお水をゴ〜〜〜〜〜〜クゴ〜〜〜〜〜クと半分以上飲んだ金ちゃんのなんと見目麗しいこと!(*^。^*)
熊田さんに『お前の事務所は煙草と女はダメだって聞いたぞ!』と言われ全力で止められる(笑)
観客大爆笑\(^o^)/
長くなってしまっただー
ここまででいったん更新します。
続きはWebで・・・\(^o^)/