暑ぉます〜
熱海の続きを・・・
熱海っていっても地名のことじゃないよ!
公演名だよ!(笑)
(分かっとるわ!


)
記憶違いがあるかもです。
あながち都合の良いように妄想しながら書いたところもあります(おぃ

)
許してちょ(__)
感想じゃなくあらすじになっておるところも許してちょ(__)
まずは金ちゃん以外の人の恋愛事情を・・・
虚無僧の恰好でニッキ伝兵衛が登場したのよね。
熊田刑事の新しい縁談話(社長の娘さんと)をぶち壊しにわざわざ横浜へ出向いていったことをその恰好で発表!
熊田にキレられるも結局それはそれでハッピーエンドになるんだよね。富山のユキエさんと。原作ではタマエさんになっているけど舞台ではユキエって呼んでたと記憶してます。
伝兵衛とずっと恋仲だった水野(黒谷さん)も新しい縁談が決まって明日が結婚式。
伝兵衛がなかなか煮え切らないので水野が違う人と結婚を決めてしまったんだよね。茶畑のタツヒコさんと。
なぜ水野に結婚を申し込まないのかって金ちゃんに聞かれた伝兵衛は、こんな職業では幸せにできないって言うの。
そんな伝兵衛に対して金ちゃんは喝を入れます。
『結婚は自分が幸せになるためにするんだ!ボクも幸せになりたかったからアイちゃんと結婚しようとしたんだ!』って言うんですよ、奥さん!
こういう人間が人を殺めますかね〜ってちょっと思った(笑)
結局、伝兵衛さんは大切な女性を失う結果になったんだけどね。
熊田さんは大切な女性を失わずに済んだのよ。
水野は伝兵衛さんと一緒になりたかったんだろうけど、いつまでも煮え切らないズルズルズルズル関係に知らず知らずのうちに疲れてしまっていて、そんなときに茶畑のタツヒコさんに出逢ってトントントントン話が決まっていく方に傾いていったのよ。
女ってそういうもんなのよ。
ナメるんじゃないわよ伝兵衛!
いつまでも待ってると思うなよ、伝兵衛!
と、勝手なオバの推測物語〜〜〜
結果、水野は警察を辞めて茶畑のタツヒコとの結婚式に向かうんだもん。
ね。
あながち間違ってはいないでしょー(笑)
では金ちゃんとアイちゃんのストーリーにいきます。
水野(黒谷さん)をアイちゃんにして殺人事件当時のことを再現する大山金太郎。
マイペースが唄う『東京』、手嶌葵さんが唄う『Winter Light』を聴くと、金ちゃんとアイちゃんの海辺でのシーンが鮮やかに蘇ります。
『東京』『Winter Light』
大好きなアイちゃんと海に来たことが嬉しくて仕方がない金ちゃん
あれがお宮の松っちゅうとよ
あれがニューハトヤホテルっちゅうとよ
5年ぶりにアイちゃんと会うんだもんね。
前の夜は嬉しすぎて全然眠れんかったとよとテレながら言う金ちゃん
砂浜に座ってたくさん会話を楽しみたい金ちゃんに対してアイちゃんはなぜかイライラしてる
アイちゃんさっきからなにイライラしとるん
会話ば楽しまんね
おいはでっぷくんに似てると言われるばい!と豪語する金ちゃん
俺ら田舎もんはベストセラーを読まないかんと言う金ちゃん
金ちゃんがでっぷくんって言うたびに観客の笑いをかっさらっていく(笑)
可愛かったー
デップくんポーズ。
あれトッツーが考えたのかな。
アイちゃんがイライラしている様子を気にしながらも故郷での思い出話をしはじめる金ちゃん
うち帰る!というアイちゃん。
待ちない、アイちゃん!
故郷の海が大好きで、故郷が大好きで、そこでの思い出を話す金ちゃん
トラクターに大根積んでアイちゃん乗せて田んぼをドライブした日のことを話す
田んぼのアバンチュールをあぜ道のラブアフェアを・・・とかなんとか饒舌な金ちゃん(笑)
自分ちの田んぼの上に高速道路が通ると自慢げに話す
村の相撲大会で隣村のミツルと対戦して勝った時の武勇伝を話す
ミツルに土俵際まで追い込まれてもうあかんってなったときに『金ちゃん が〜んばら〜んね〜』っていうアイちゃんの声が聞こえてきたから、あそこで奇跡のうっちゃりで勝てたと嬉しそうに話す
その大関になった一番が金ちゃんのすべてだったんだよね。
それにたいするアイちゃんの言葉は
『おぼえとらんもん!』
『忘れたばい!』
『うち帰る!』
いやいや、待ちない、アイちゃん!
何で忘れることがあるか!と、なおも食い下がる金ちゃん。
恐るべし愛のチカラ。。。
おいに惚れとるのにおぼえとらんわけなかろう!と言う金ちゃんに
『うち惚れちょらんもん!』
『忘れたばい!』
とバッサリ!
『うち帰る』
『待ちない、アイちゃん!』
結構しつこい金ちゃん。
『股裂きやられたいね』
『ミツルのように青サバ口にくわえて村中走り回りたいね』
『ぶっ殺されたいね』
そう言ったしりから反省する金ちゃん。
こんなことばかり言うていてはいかんと思った金ちゃんは唐突にアイちゃんにプロポーズする。
『結婚しちゃるけん』
『結婚しよう』(照)
テレる金太郎!
唐突にアイちゃんに抱きつこうとする金ちゃん
拒否られる金ちゃん
ゴメンっていう金ちゃん
なんで謝るん?っていうアイちゃん。
はぁ?
お前が拒否るからやろーボケ!と合いの手を入れそうになったオバ(笑)
我慢我慢・・・
『百姓はお母さんを大事にせんといかん』
『亭主関白やからテーブルをぽんぽんぽんぽんひっくり返すけんね』
『愛だの恋だのいうんは最初の3ヶ月だけたい』
『給料が4万円、挨拶手当22000円引かれて手取りで18000円これでやりくりしてくれ』
『うちの家族は24人家族だけどアイちゃんと結婚したら一部屋くれるっちゅうとる』
2部屋しかないのに?というアイちゃんに、あとのものは立って寝たらよか、弟たちは梁に足かけて逆さまになって寝たらよか!と言う金ちゃん
すごいプロポーズだと思った。
金ちゃんがなにを言うてもアイちゃんには響かない。
うち帰る!
そしたら送っていくよと言う金ちゃんに面倒やとアイちゃんに言われる。
なにが面倒ね。
たかがそこのバス停まで送って行くおいがそんなに面倒なんね。
砂場に足とられながらアイちゃんの後ろを歩くおいがそんなに面倒なことなんね。
そうよ面倒なんよ
なんねその靴は!
なんねそのズボンは!
都会の喫茶店でコーヒー値切る金ちゃんも面倒なんよ
なんで標準語使わんの
都合悪くなったらすぐに九州弁になって、自分は職工やからってそういうしみったれた金ちゃんの心が面倒なんよ
うち帰る!
そう言って帰ろうとするアイちゃんに金ちゃんがポケットから札束を出しながら
金ば出したらここにいてくれるんじゃろ
なんでもしてくれるんじゃろ
這いつくばってくれるんじゃろ
東京で自分がどんなことをしてるか金ちゃんは知ってると悟るアイちゃん。
熱海に向かう電車の中で自分の恰好を笑われてるのをアイちゃんは分かっていたのに気にしないでいてくれたことが嬉しかったという金ちゃん。
アイちゃんといると飾らなくていいからそれが嬉しいという金ちゃん。
アイちゃんの仕事のこともなんもかも承知の上で一緒に故郷へ帰ろうと言う金ちゃんに心を開き始めるアイちゃん。
アイちゃんのお母さんが病気でまだ小さい妹もいて、みんなのご飯代やお母さんの病院代を稼ぐためには自分が都会に出て働かなければならなかった。
普通に働いていては食べれなかったからそういう商売をした。
お母さんにごめんねごめんねって言われるのがものすごく辛くて辛くて。。。
親にはそんなん言われたくないって、オイオイ泣きながら金ちゃんに訴えるアイちゃん。
それを優しく優しく聞いてあげてる金ちゃん。
ポロポロポロポロ涙を流しながら辛い辛いと言うアイちゃん。
そんなアイちゃんの肩にそっと手を置く金ちゃん。
肩に手を置いたのは3日目の昼です。
あとは手を握り合ってただけだったように記憶してます。
金ちゃんの手を見てグローブみたいと驚くアイちゃんにアルミをプレスする職工やけん指紋もない、だからおいが死んでも誰か分からんよ、だって指紋がないけんね。と明るく言う金ちゃん。
もう頑張らんでええんよ
『もう頑張らんでええんね、うち辛かったんよ、ホンマに頑張らんでええんね』
パイレーツに二言はなか
人は幸せになるために生きてるんよ
これでハッピーエンドでよかったのに。。。
そんなアイちゃんに
綺麗になったね〜アイちゃん
目も二重で大きゅうなって、鼻も高ぉなって、アゴも小そぉなって
このお金でアイちゃんの顔を元に戻していっしょに五島に帰ろう!
でないと村の連中はアイちゃんって分からんからね。
顔さえ元に戻せばみんな分かってくれるやろ。
その言葉がアイちゃんの逆鱗に触れた。
プライドがズタズタに傷つけられたショックに打ちひしがれながら、金ちゃんからつかまされた札束を放り投げるアイちゃん。
あんた、なんもわかっちょらんね
この顔になるまでの苦労をなんもわかっちょらん
ブスブス言われて、客もつかん、仕事も回してもらえん、チェンジ要員の仕事しか来ない。
なんもしてもらわんとお金だけもらう屈辱があんたに分かるん
目を直したら2人客がついた
鼻も顎も直したら客がたくさんついてたちまち売れっ子になった
この顔になるまでの苦労をあんたなんもわかっちょらん
体を売ることなんて、大したことはなかばい
違う、違うアイちゃん・・・と言いながら、ばら撒かれた札束を拾い集める金ちゃん
さぁ、襲ってこんね
ホントはそんなはした金じゃ私を抱けないんだけど、同郷のよしみで抱かれちゃるけん、早よ、襲ってこんね あんあんうんうん言うちゃるから襲ってきんしゃい
アイちゃん…
あの故郷の海を、
おいが大関になったいちばんをおぼえちょらんの?
『忘れたばい!』
あ〜
都会は怖かとこです
人の心をこうも変えるとです
だったらアイちゃん
死なないかんばい!
腰ひもで後ろからアイちゃんの首をしめる金ちゃん
そこで『パピヨン』のテーマがかかる(だったと思う。。。)
事件立件!
伝兵衛さん登場!
時刻ごとに金ちゃんが自白していく場面。
ここ迫力あったし、泣けた。
☆☆時
アイ子と喫茶店に入る
☆☆時
踊り子号で熱海に向かう
・・・・・
そして金太郎は伝兵衛から赤いバラの花束で背中を叩かれる
四つん這いになった金太郎の背中を何度も何度も叩く伝兵衛
バラの花びらがチラホラ舞うステージ上。
客席下手最前列前に降りてきて金ちゃんが叫びます。
アイちゃーん
アイちゃーん
もう絶叫ですよ。
ここの金ちゃんの表情がものすんごい良いの。
もう大山金太郎そのまんまだった。
恐るべし戸塚祥太です。
涙腺崩壊でした。
伝兵衛にステージ上に来い来いとジェスチャーされてスゴスゴステージ上に上がる金ちゃん。
靴を磨け!というふうなシーン。
一生懸命にジャージの袖を使って磨く金ちゃん
それを止める熊田さん
その熊田さんを振り切って一心不乱に伝兵衛の足下に膝まづき靴をゴシゴシ磨く金ちゃん
パピヨンのテーマがものすごく重く哀しくせつなく聴こえた。。。
取り調べ完了!
アイ子はお前に助けてもらいたかったんじゃないのか
話をきいてもらいたかったんじゃないのか
田舎に連れて帰ってもらいたかったんじゃないのか
最初からそのつもりでお前についていったんじゃないのか
殺さなくてもよかったんじゃないのか
伝兵衛にそう言われる。
伝兵衛さん、ここカッコ良かったー
さてみなさん、お別れタイムです
金ちゃんとエアーあやとりを始める伝兵衛
上からじゃない下から取れ!と言われその通りにやる金太郎
振り付けみたいやった(笑)
金ちゃんにアディダスの靴を送る伝兵衛
13階段をそれを履いて上れ
何か言いたいことはと聞かれて『海が見たいです』と言う金ちゃん
向こうでなにを言われても『海が見たいです』とだけ言えばいいと伝兵衛から言われる
それしか言ってあげることができない伝兵衛
アイちゃんの家族にはアイちゃんの職業と整形のことを黙っててくれるように伝兵衛に頼む金ちゃん
伝兵衛は、検事にお金握らすとか、水野に裁判長と寝てこい!とか言うてました(笑)
『ありがとうございました』
折りたたみ携帯電話のように頭を下げアディダスの靴を手に取りステージを去る金太郎
結婚式場に向かう水野に未練タラタラな伝兵衛だがプライドの高さゆえ引き止められもしない。
強がりなセリフを水野に何度か吐く伝兵衛
たとえあなたが幸せにくらしていようとも抱きたいときは呼びつけますから!
ふぉ〜〜〜〜〜〜〜〜(^^)
10年間そばにいてくれた水野に結婚式場までの道をパトカー何台かで先導してくれるように手配
ふぉ〜〜〜〜〜〜〜〜(^^)
そして熊田さん
故郷に帰る熊田さん
最後に自分のタバコを差し出す伝兵衛
自分からタバコを人に差し出すのは初めてだと言いながら。。。
でもそのタバコが最後の1本だと分かると即返せと言う伝兵衛(笑)
そのタバコを口にくわえる伝兵衛、それに火をつける熊田。
えーと初日だったかな、熊田さんがマジで衣装のポケットにライターを入れ忘れていて、ニッキが自分のを差し出すというチッポケなチョンボがありました(笑)
故郷に帰る熊田さんに、ユキエさんが好きな東京ばな奈をお土産に持たせる伝兵衛。
東京の人は滅多に口にしないお菓子だそうです(笑)
岩おこしを関西人はあまり口にしないっていうのと同じことかな(笑)
違う?(笑)
花道を颯爽と通りながら退場していく熊田さん。
最後、ニッキ伝兵衛がタバコに火をつけ総監殿に事件の報告の電話。
そして幕がゆっくりと下ります。