平成17年2月2日16時37分 長野地方気象台発表
北部では、山沿いと飯山の各地域を中心に、引き続き3日明け方まで大雪となるでしょう。その後は大雪の恐れはなくなりますが、北部の山沿いと飯山の各地域では4日まで雪が降りやすい見込みです。
[気象状況など]
上空の非常に強い寒気は日本の東へ抜けましたが、日本付近は冬型の気圧配置が続いているため、北部では引き続き3日明け方にかけて、山沿いと飯山の各地域を中心に大雪の恐れがあります。
その後も、北部の山沿いと飯山の各地域では、4日まで雪が降りやすいでしょう。
[降雪の予想]
3日18時までの24時間の降雪量は、いずれも多い所で、
北部 飯山 :50センチ
長野山沿い、大町山沿い:30センチ
大町平地、長野平地 :10センチ
中部、南部 : 5センチ の見込みです。
なお、中部、南部の一部で降っている雪は、3日の明け方には止むでしょう。
[積雪及び降雪の状況]
2日16時現在の積雪は、次のとおりです。
長野市箱清水: 37センチ、野沢温泉 :221センチ、
小谷 :164センチ、白馬 :151センチ、
飯山 :159センチ、信濃町 :132センチ、
大町 : 72センチ、真田町菅平 :109センチ、
開田 : 59センチ、長野市鬼無里:100センチ、
穂高町穂高 : 11センチ、原村 : 22センチ、
となっています。
白馬では、昭和57(1982)年12月に積雪深計による観測を始めて以来、平成3(1991)年2月20日に観測した166センチに次ぐ記録となっています。
[防災事項]
大雪による交通障害に引き続き注意して下さい。
また、新雪によるなだれ、路面の凍結、水道管の凍結などに注意して下さい。

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