平成18年1月23日05時33分 長野地方気象台発表
[気象状況・防災事項]
24日にかけて、東日本の上空約5300メートルには、氷点下36度以下の強い寒気が入り、強い冬型の気圧配置が続く見込みです。このため、長野県の北部では、引き続き24日にかけて、飯山地域と山沿いを中心に、強い雪が断続的に降り、大雪となる恐れがあります。
大雪や路面の凍結による交通障害、新雪による表層なだれ、建物の倒壊、果樹の被害、屋根からの落雪等に十分注意して下さい。
また、冬型の気圧配置や大陸からの寒気の南下は、その後も強弱を繰り返しながら27日頃にかけて続く見込みです。このため、積雪が多くなっている北部の飯山地域と山沿いでは、今後の降雪により、被害が広がる可能性もありますので、最新の気象情報などに留意してして下さい。
[23日05時現在の積雪]
気象官署 長野:16センチ、
アメダス他 野沢温泉:275センチ、飯山:205センチ、小谷:160センチ、信濃町:133センチ、白馬:100センチ、真田町菅平:71センチ、大町:51センチ、木曽町開田高原:44センチ、長野市鬼無里:68センチとなっています。
[予想降雪量]
24日06時までの24時間の降雪量は、いずれも多い所で、
北部 飯山地域 :60センチ、
大町地域 山沿い:50センチ、大町地域 平地 :20センチ、
長野地域 山沿い:50センチ、長野地域 平地 :20センチ、
中部 安曇地域 :15センチ、
聖高原周辺:5センチ、
菅平周辺 :5センチ、
南部 木曽地域 :5センチ、
飯田地域 :5センチの見込みです。
降雪は飯山地域を中心に、24日夜にかけて続く見込みです。

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