平成17年10月19日10時45分 気象庁予報部発表
台風第20号は、19日9時には八丈島の東海上にあって、1時間におよそ25キロの速さで東へ進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートルとなっています。
台風は勢力が弱まり、風速25メートル以上の暴風域はありませんが、中心から半径240キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は、19日夕方までには関東の南東海上で温帯低気圧に変わる見込みですが、関東地方の沿岸海域では20日日中にかけても強い風が吹くでしょう。関東地方の沿岸海域を中心に、波の高い状態が明後日21日まで続き、伊豆半島周辺や伊豆諸島では19日昼過ぎまたは夜遅くまで、関東地方の海上では20日朝のうちまで、波の高さが4メートルを超えるしけの状態となる見込みです。海上海岸では強風と高波に引き続き注意してください。
この台風が長野県内に直接影響を与える可能性はなくなりました。台風20号に関する情報はこれで終了します。

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