http://happy.ap.teacup.com/applet/takehope/20091121/archive
↑前回に載せた
名松線の記事です。
昭和57(1982)年8月、
三重県全域を襲った
台風10号により
名松線全線が不通となり、伊勢奥津駅には2両の気動車が取り残された。その後、被害の大きかった
伊勢竹原⇔伊勢奥津駅間は
バス代行となりました。
当時の
国鉄は
三重交通による
バス転換の方針を打ち出し、同年11月には
名松線の
廃止承認の申請を提出しました。
しかし、熱心な反対運動や、道幅が狭く
バスを走らせるのは
困難と判断されたことで、復旧作業が続けられ、翌年6月に全線の運行を
再開、昭和60(1985)年には廃止対象から除外され、
廃止承認申請が取り下げられた経緯があります。
↑5月18日
JR名松線 権現前⇔上ノ庄駅間にて
キハ11系
クリックお願いします。拡大画像がご覧いただけます。
名松線は、この昭和57(1982)年8月とブログ中に記載の平成21(2009)年10月と2回も
台風の被害にあいながらも、現在
松阪⇔家城駅間が復旧し、列車はすべて同区間の運転で、
台風被害前と同じく、1日8往復が2時間に1本ほどの間隔で運転されています。
それがついに、平成27(2015)年
家城⇔伊勢奥津駅間が
運行再開となるのが決定したようで嬉しいです。

←クリックお願いします。