少しばかり
都営新宿線船堀駅で撮影しました。やってくる
車両は、時より
京王9000形も来ますけど、ほとんどが
都営車です。都営車も
10-000形と
10-300形(10-300形R車含む)があります。
都営地下鉄10-000形電車ですけど、形式名は
東京都交通局の公式発表によりますとハイフンを抜かして
「いちまんがた」と読むことになっているそうです。
昭和46(1971)年から平成9(1997)年まで、実に
27年にわたって製造されたことから、
車両の製造時期ごとに外観などには、かなり
相違が見られます。
昭和53(1978)年から量産された
1・2次車は、平成18(2006)年にかけて
10-300形および
10-300R形に置き換えられすべて
廃車となりましたので、現存で一番古いのが
↓この
3次車です。
↑10月23日
都営新宿線 一之江⇔船堀駅間にて
都営10-190F
クリックお願いします。拡大画像がご覧いただけます。
↑1次車の
セミステンレス製とは違って、この
3次車は
オールステンレス製で、1・2次車より
コルゲートの本数が少なくなっているのが特徴です。
↓4次車も来ました。
↑10月23日
都営新宿線 一之江⇔船堀駅間にて
都営10-230F
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↑4次車は、昭和63(1988)年製造開始で最初から
冷房装置を搭載していました。近畿車輛製ですね。
↓こちらは
7次車です。
↑10月23日
都営新宿線 一之江⇔船堀駅間にて
都営10-230F
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↑7次車は平成4(1992)年に近畿車輛で製造されました。このグループから
自動放送装置および
車内案内表示器を地図式とLED・1段表示式をそれぞれ千鳥配置で交互にドア上部に設置したのが特徴でしたが、今は残念ながら紙製の
路線図になってしまいました。
平成16(2004)年に
ATC機器を更新した際に、先頭車の正面に
スカートが取り付けられましたので,で、ひと目でこのグル−プは判別できますね。
あと今回は撮影できなかったのですけど、
10-000形では
最新の
8次車というのがあります。平成9(1997)年にアルナ工機で製造されています。この頃には日本で新規製造される電車のほとんどが
VVVFインバータ制御でしたが、日本における最後の
チョッパ制御での新規製造車両です。
正面デザインも他の
10-000形とは大きく異なりますので、今度は是非撮影したいですね。


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