↓写真は、
JR阪和線で
天王寺駅から一つ目
「美章園」駅です。一番上が駅舎ですけど、実はこの駅に降りたのは昭和48年12月以来です。来たのは平成20年9月14日でしたから36年近く経っていますね。
なぜ昭和48年12月に? と言いますと…当時私は、大学2年ですけど、この駅で
アルバイトしていたんです。関西学生鉄道研究会連盟(通称
学鉄連)と言うのがありまして、
国鉄の
天王寺鉄道管理局から、その
学鉄連を通じて、私の所属していた母校の鉄道研究会にも
アルバイト要請があったのです。
天王寺鉄道管理局管内では、この時期(12月)は
「みかん輸送」に人手を取られ、都会の駅員は、その和歌山県の駅などへ借り出されるわけです。なので、その補充として我々少しは鉄道業務の判る者を
アルバイトとして雇い入れていたのです。
行っていた仕事は、駅の改札口での
集札業務や駅のホ−ムでの監視および
放送業務でした。停車する普通列車と通過する快速列車や特急列車をダイヤをみて放送するわけです。「天王寺行きがまいります。」や「快速列車が通過します。」とかを案内
放送していました。
今はホ−ムの放送とか自動テ−プで流れますから人員が必要なくなっていますけど、↓2枚目の写真の自動販売機のコ−ナ−にちょうど
ホ−ム詰め所があり、ココで放送して普通列車が到着すると、ホ−ムの乗降客の異常がないか確認するのが業務でしたね。
車掌さんが合図(敬礼)していってくれるのが気持ちよかったです。けっこう日当もよかったと思います。24時間勤務で
6000円でしたかね。時間給200円ぐらいの時代でしたから。
美章園以南は最近高架化されましたけど、この
美章園駅は当時から高架駅で、今回はココで降りて近くの
近鉄南大阪線の
河堀口駅へ歩いて行きました。
↓3枚目の写真のとおり
天王寺方からやってくる進入風景は車両が旧型国電から103系に変っていますけど、当時と変らないですね。

↑9月14日
JR阪和線 美章園駅


←クリックお願いします。