2008/6/25

「騙されない!」ための経済学  

・「『騙されない!』ための経済学 モリタク流・経済ニュースのウラ読み術」
著者:森永卓郎
出版:PHPビジネス新書
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色んな経済用語を解説しながら、その「意味」を論じ、新聞・ニュースを鵜呑みにしない「メディアリテラシー」の必要性を説いた一冊。
基本的な視点が、
「権力の側にいる者が、その他の無知な大衆から収奪する、これが資本主義の本質です。」
だからねぇ。
「小泉改革」やら「新自由主義」には厳しい言葉が投げつけられ、一種痛快。
それでいて、言ってることは結構マトモなんだけどね。

取り上げられる経済用語は、
日経平均株価、株価、バブル経済、会計情報、信用取引、FX、為替リスク、不動産価格、経済成長率、原油価格、新自由主義、構造改革、日銀、国際、利上げ・利下げ、地域間格差、所得格差、増税、経団連、年金問題、円高・円安、グローバル化、アメリカ経済、EU経済、中国経済、環境経営。
割とカバー範囲は広い。
気楽に読めて、タメになるってスタイルの本だと思うヨ。
言ってることが全て正しいとも思わないけど。

作者が大切だと主張しているのは「ちょっとの知識」と「庶民感覚」。
それは確かに「そうかなぁ」とは思うものの、さて「『庶民感覚』の『庶民』って、どういう定義なの?」って感じもしないでもない。
「格差」とまで言わなくても、個人の多様性を「庶民」って言葉は覆い隠しちゃうようなところがあるからね。(一番「庶民」って口にするのは政治家だと思うけど、何か胡散臭い(笑))
まあ、言いたいのは「常識を働かせろ」ってことなんだろうかね。
もっとも、その「常識」も・・・。
って言い出したら際限ないか(笑)。

ま、一読の価値はある本だと思います。



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